専任教員

Professor

種ケ嶋 尚志教授 人間科学専攻 スポーツ科学コース

担当科目(前期)
スポーツ心理学特講
特別研究
担当科目(後期)
健康科学特殊研究
特別研究指導

専門分野

スポーツ心理学,臨床心理学,教育心理学,応用健康科学

特別研究の研究領域

スポーツ競技者のパフォーマンス向上に対する心理(信念体系など)が及ぼす影響についての研究,幼少期の愛着関係が及ぼす成人における問題行動や精神症状などへの影響・関連についての検討など。
1) スポーツ競技者のストレスとパフォーマンスの関連性の検討
2) スポーツ競技者の信念体系が及ぼす勝敗への影響の調査研究
3) 幼少期の愛着の関係と成人の問題行動の関連性の検討
4) ボディイメージとメンタルヘルス関連要因の研究
5) 変性意識状態とマインドフルネスとの関連

特別研究の指導及び研究上のポイント

どのような研究テーマにするか,自分の興味・関心,探求したいテーマを見つけていきましょう。そのためには心理学の基礎知識や研究法が必須となります。特別研究は,文献の探し方,データ分析の行い方,論文の書き方を中心に指導します。研究指導の前半は,心理学の研究法について習得し,テーマに関する論文の収集を行ない先行研究をまとめましょう。後半は,実験・調査等のデータ収集及び分析を行い論文を完成させます。

特別研究の進め方

受講生の学修環境に応じて,面談やネットワークを使っての相談を1年次から開始します。夏季・冬期・春期休暇を利用して,面接指導を適時実施します。
1年次:研究テーマの決定。研究計画作成。研究方法の習得。関連文献収集。先行研究まとめ。
2年次:研究計画再検討。実験・調査研究スタート。ゼミ合宿(予定)。中間発表。データ分析。論文執筆(論文指導)。修士論文提出。

主な学歴

平成11年 日本大学文理学部 卒業
平成19年 聖徳大学大学院臨床心理学研究科 博士後期課程 満期単位取得退学
平成19年 博士(心理学) 学位授与(聖徳大学)

主な職歴

平成11年 日本大学文理学部体育学研究室 副手
平成14年 慶応義塾大学体育研究所 非常勤講師
平成16年 千葉県立柏児童相談所 心理判定員(嘱託)
平成17年 医療法人悠希会 心療内科 心理カウンセラー(非常勤)
平成19年 栃木県宇都宮市教育委員会スクールカウンセラー
平成20年 東京都公立学校スクールカウンセラー
平成20年 東洋大学文学部 非常勤講師
平成21年 埼玉県公立学校スクールカウンセラー
平成23年 大東文化大学スポーツ・健康科学部 特任講師
平成26年 日本大学工学部総合教育 准教授
平成28年 日本大学スポーツ科学部 准教授
平成29年 日本大学大学院総合社会情報研究科 准教授
令和2年   日本大学スポーツ科学部 教授
令和2年   日本大学大学院総合社会情報研究科 教授

主な著書

平成24年1月,『こころへのアプローチ』田研出版株式会社(共著)
平成27年12月,『クローズアップ「健康」』福村出版(共著)

主な学術論文

1 令和2年3月,「エキスパート・ジュニアサッカー指導者を対象としたdeliberate play (練習的要素を含む遊び体験)の認識に関する質的分析」,桜門体育学研究55
2 令和元年10月,「大学運動部におけるチームビルディング・プログラムの実践的アプローチ」,日本大学理工学部一般教育教室彙報108
3 令和元年9月, 「青年期における競争心と完全主義に関する研究」,桜文論叢100
4 平成27年9月,「運動部経験者のライフスキルとメンタルヘルス関連要因の検討」,日本大学工学部紀要57
5 平成25年9月,「男性中高年ボディイメージに関する研究」,日本大学工学部紀要55
6 平成25年3月,「女性中高年ボディイメージの視覚的評価からみた心理的ストレスと生活習慣に関する研究」, 大東文化大学紀要51
7 平成24年2月,「青年期後期における完全主義がアイデンティティ形成に与える影響」,桜文論叢82
8 平成22年3月,「競技不安を訴えて来談したスポーツ選手との認知療法によるカウンセリング」, スポーツ心理学研究37
9 平成19年9月,「スポーツ選手の競技不適応に関する臨床心理学的研究」,聖徳大学 博士論文
10 平成19年9月,「スポーツ選手の完全主義と競技不適応についての検討」,ヒューマン・ケア研究8
11 平成19年8月,「スポーツ競技者がもつ完全主義とソーシャルスキルがバーンアウトに及ぼす影響」, 心理臨床学研究25
12 平成18年3月,「スポーツ選手のネガティブな信念と競技不安およびバーンアウトとの関係について」,応用心理学研究31
13 平成18年3月,「テニス選手の不適応と完全主義及びソーシャルスキルとの関連」,明星大学健康・スポーツ科学研究紀要1
14 平成17年12月,「陸上競技選手のバーンアウトと完全主義及びソーシャルスキルとの関連」,陸上競技研究63
15 平成17年3月,「テニス選手における競技不安とIrrational beliefとの関係」,テニスの科学13
16 平成14年3月,「テニスのサービスにおける主観的努力度がパフォーマンスに与える影響」スポーツ方法学研究15

教員インタビュー

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