久野 えり子 国際(関係)・政治コース2年
大学院での学びには、独学で得がたい成長要因がたくさんあります。
日常生活と職場で同じ疑問が生じ、それを専門的に追求しようと大学院へ入学しました。今は「米国の対中国政策の変動に関する考察」をテーマに研究を進めています。自分一人で学ぶとどうしても知識が偏りがちになりますが、大学院での学修は、自身では選択しない分野の知識や高度な専門知識に出合ったり、修了生の話を聞いたりと、外的要因からステップアップする面白さが実感できます。通信教育ではリポート指導での先生方のコメント一つひとつが学修を深めるヒントとなります。また、ゼミの指導教員の先生から推薦いただく参考図書からも、私の研究の方向性を明確に捉えてくださっていることが伝わります。通信制の大学院ですが、先生方との距離が近いと感じています。フルタイムの仕事に従事しながらの大学院生活ですが、時間の長さよりも密度が大切と考え、集中した時間を持つよう工夫しています。