専任教員

Professor

時田 学准教授 人間科学専攻 教育学コース
令和6年度募集教員

担当科目
教育心理学特講
特別研究

専門分野

教育心理学,ロール・プレイング・コミュニケーション,生理心理学

特別研究の研究領域

「人間の行動」を対象とした「心理学的」・「教育的」な研究が望ましいと考えます。ここでの「教育的」とは広範囲に対象を考え,学校教育以外の職場内教育や成人を対象にした教育,地域の中での教育(人育て)等も対象となると考えます。

特別研究の指導及び研究上のポイント

研究課題は基本的に教育心理学的課題に関連する部分と考えられますが,いずれの研究課題を選択されても,論文(科学的論文)を執筆・完成することが最終目標になります。そこで,自ら研究課題を吟味することが必要になります。そのためには,研究課題について,資料を十分に集め,その資料を基に改めて研究課題について詳細に検討することが重要です。それら資料は書籍,専門的な論文が用いられます。また研究課題の解明のためには,課題解決に適切なデータを収集・解析し,結果を解釈することができなくてはなりません。そのためには,統計的知識も必要となると考えます。そこで通信制大学院ではありますが,必要に応じてメールのやり取りだけではなく,学修場面を設定し,必要な研究指導を実施致しますので,予定の調節など調整をお願いします。

特別研究の進め方

① 1年次前期研究課題の設定に必要な展望的研究,先行研究・関連資料等の資料収集,研究方法の検討。
② 1年次夏季面接・ゼミナール合宿等で,研究課題についての具体的実施計画の発表と検討。
③ 1年次後期調査・実験などの計画と予備調査実施,資料収集継続。
④ 2年次前期研究計画の最終調整と調査・実験などのデータ収集。
⑤ 2年次夏季データ分析とゼミナール合宿での中間発表.可能であれば論文執筆。62年次後期分析結果についての検討と論文執筆,原稿チェック,論文提出。

主な学歴

昭和63年3月 日本大学文理学部心理学科卒業
昭和63年4月 日本大学大学院文学研究科博士前期課程修了
平成8年3月  日本大学大学院文学研究科博士後期課程修了

主な職歴

平成8年4月  日本大学文理学部助手
平成12年4月  日本大学商学部専任講師
平成21年10月 千葉大学教育学部非常勤講師(平成26年3月迄)
平成25年4月  日本大学商学部准教授
平成29年4月  日本大学大学院総合社会情報研究科准教授

主な著書

「心の科学」,東洋経済新報社,(共著),2003.
「初めての教育心理学」,八千代出版,(共著),2003.
「心理学概説」,啓明出版,(共著)2014.
「教育心理学」,弘文堂,(共著)2014.
「心理劇入門」,慶応義塾大学出版会,(共著)2020.

主な学術論文

「大学としてのコミュニティへの参加とその可能性」,商学研究,25,21-40,(単著),2009.
「平均顔を用いた実験用日本人表情刺激作成の試み」,日本顔学会誌,9,1,53-70(共著),2009.
「保育者の専門性を高めるロール・プレイング活用-その意義と研究成果-」,植草学園大学研究紀要,4,27-36,(共著),2012.
「認知症介護における研修プログラムとしてのロール・プレイングの可能性」,商学集志,84,2,39-57,(単著),2014.

教員インタビュー

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