専任教員

Professor

黒澤 壮史准教授 国際情報専攻 経営・経済コース
令和7年度募集教員

担当科目
グローバル経営戦略論特講
特別研究

専門分野

経営戦略論,経営組織論,イノベーション

特別研究の研究領域

経営戦略論,経営組織論,イノベーションなど。

特別研究の指導及び研究上のポイント

学位論文は学術論文ですので,リサーチ・クエスチョン(研究上の問い)を何よりも大事にしています。そのため論文執筆においては,「言いたいこと」よりも「明らかにしたいこと(知りたいこと)」を優先して頂いています。「言いたいこと」のためではなく,誠実に調査と分析を行った結果として,「言えること」を言語化して頂くことを研究指導上は大切にして頂いています。

特別研究の進め方

研究の目的でもある,適切なリサーチ・クエスチョンを固めることを最も優先しています。適切なリサーチ・クエスチョンの設定には,先行研究が何をどこまで明らかにしているのか,文献調査することが重要になってきます。その上で,リサーチ・クエスチョンに対して最も適切な調査・分析手法の設計を行います。

個人的な信条としては,研究テーマは教員が押し付けるものではなく学生の皆さんの奥底にあるものを大切にして頂いています。自分にしかできない研究,ということを意識して頂いています。

また大学院とはいえ,「学校」ではありますので同じ研究指導の仲間たちと助け合いながら進めて頂くことを期待しています。

指導・研究における特色、プロフィール

リサーチ・クエスチョンを固めるプロセスに時間を割くことで,「自分にしかできない研究」を行なって頂くことを大切にしています。英国Wales大学MBAコース東京校での指導経験が2014年からあるため,社会人教育には経験を有しています。

主な学歴

早稲田大学大学院商学研究科博士後期過程単位取得
早稲田大学大学院商学研究科修士(商学)

主な職歴

山梨学院大学経営情報学部専任講師,准教授
神戸学院大学経営学部准教授
日本大学商学部准教授

主な著書

佐々木将人・宇田川元一・黒澤壮史(2021)「ビジネス・ケース:NEC- 新事業開発を起点とした企業変革へのチャレンジ」『一橋ビジネスレビュー』, 東洋経済新報社, Winter, pp.164-176.
前田 絵理 ・ 黒澤 壮史・渡辺 直樹・山口 博正 ・池田 聡(2013) 『PMIを成功させるグローバルグループ経営』 中央経済グループパブリッシング.

主な学術論文

黒澤壮史(2007)「戦略形成プロセスの展望―組織論の視座から―」, 『商学研究科紀要(早稲田大学)』, 第66号, pp.47-62.
黒澤壮史(2008a)「組織パワー研究における情報観とその課題」, 『Informatics』, Vol.1, No.2, pp.25-37.
黒澤壮史(2008b)「創発的戦略における活動の正当化」, 『商学研究科紀要(早稲田大学)』, 第67号, pp.37-50.
黒澤壮史(2008c)「戦略形成におけるセンス・メーキング」, ディスカッションペーパー 日経企業行動コンファレンス.
黒澤壮史(2009) 「組織における重要イシュー形成メカニズムの探求」, 『商学研究科紀要(早稲田大学)』 題69号, pp.23-36.
Kurosawa, Masashi. & Udagawa, Motokazu. (2017) “Innovation through "collaborative communities" a case of computer security in Japan” Academy of Management Annual Meeting, 2017年08月
黒澤壮史(2018)「労働生産性から考える働き方改革の方向性」, 山田真茂留編 『グローバル現代社会論』, pp. 102-118.
黒澤壮史(2019)「社内起業家の支援獲得行動に関する試論的考察」経営戦略学会研究会, 2019年7月4日.
黒澤壮史(2023) 「社内起業家行動を促進する要因の考察」日本経営学会全国大会予稿集.

教員インタビュー

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