専任教員

Professor

山本 大教授 人間科学専攻 スポーツ科学コース
令和6年度募集教員

担当科目
コーチング学特講
特別研究

専門分野

コーチング学

特別研究の研究領域

研究領域はコーチング学です。コーチング学は,選手のパフォーマンス向上,リーダーシップの理論と実践に焦点を当てた研究領域となります。戦術,トレーニング方法に関する内容や,チームやアスリートの成功を最大化するためのアプローチ方法,そしてコーチングスキルもテーマとして含まれます。

特別研究の指導及び研究上のポイント

コーチング学の研究では,研究成果を実践指導へ適用すること,つまりアスリートやコーチにわかりやすくフィードバックすることが求められます。みなさんが日ごろ指導現場において感じている課題や疑問,あるいは興味関心のある事柄などをテーマにし,研究に取り組んでもらいます。そのためにはコーチング学に関する基礎的な知識や研究方法について学修することが必須となります。

特別研究の進め方

研究計画は,基本的にはレポート,面接指導,プレゼンテーションなどで進めていきます。夏季や冬季,春季休暇を活用して個別科学領域の研究方法を演習し,正確なデータ測定能力を養います。1年次前半は先行研究収集とテーマ決定,研究方法の検討を行い,夏季は演習や統計処理方法学修,計画発表を行います。1年次後半から2年次前半まで実験,測定,調査を実施し,結果に対する考察の指導を受けながら夏季の中間発表を経て,2年次後半に修士論文を執筆します。

主な学歴

1995年 日本大学文理学部体育学科卒業
1997年 日本大学大学院文学研究科 修士課程修了(教育学)
1998年 ドイツ・ケルン体育大学留学(聴講生)

主な職歴

2003年 Jリーグサッカークラブ大宮アルディージャ 普及部コーチ
2008年 (公財)日本サッカー協会 JFAアカデミー福島コーチ兼言語技術講師
2011年 Jリーグサッカークラブ大宮アルディージャ スクールマスター
2016年 日本大学スポーツ科学部 准教授
2023年 日本大学スポーツ科学部 教授

主な著書

「スポーツデータサイエンス」株式会社朝倉書店(共著),2022年

主な学術論文

サッカー指導者養成講習会受講生の意識調査に基づく現状と課題 ,スポーツ科学研究 7 15-31,2023年
サッカー競技におけるパスプレーの測定誤差に関する考察:サッカー競技経験者と他競技経験者の比較から,スポーツ科学研究 6 5-11,2022年
The relative age and birth order effect in Japanese professional football,International Journal of Sports Science & Coaching,2021年
少年期サッカー選手の誕生月偏向に関する一考察 -育成選手と普及選手におけるドイツ・スペイン・日本の国際比較-,兵庫体育スポーツ科学 27 1-10,2018年
少年期サッカー選手の誕生月偏向に関する一考察:誕生月偏向は小学何年生から始まるか,日本フットボール学会 (15) 52-60,2018年

教員インタビュー

PAGE TO TOP