専任教員

Professor

川中 敬一教授 国際情報専攻 国際(関係)・政治コース

担当科目(前期)
戦略情報論特講
危機管理論特講
担当科目(後期)
危機管理論特殊研究

専門分野

軍事戦略思想(特に,孫子,毛沢東及びマハン),当今中国の軍事戦略,米中関係と世界,中国の国防・治安 法制度

特別研究の研究領域

※ 中国の各分野における危機的現象を伝統的思想と中国共産党の理論とを尺度として,現今中国を等身大に理解する。
※ 中国を基軸とした国際情勢の歴史的経緯から,各種危機的現象の本質を理解する。
※ 軍事的観点から,各分野の危機的現象の背景と意義を理解する。
※ 中国に関連する軍事・治安上の危機的現象を外部世界(特に,欧米)との関連で理解する。

特別研究の指導及び研究上のポイント

中国共産党および中国国民党の政治的・文化的理念(特に,19世紀中葉以降の歴史的経緯)と,各種の危機的現象との関連を考察することを推奨する。この手法により,学生諸氏の思考と情緒を中国人のそれに疑似投影して,中国(人)の表層的言説には現れない深層的衝動を理解する素地を築く。その上で各学生諸氏の関心事に対する考察を進めるよう指導する。また,各種現象において,台湾および米国の中国の意志決定に対する作用を常に考察に加えるよう指導する。

特別研究の進め方

入学までに「2年間(実質的には1年半余)で何を明らかにしたいか」を確立することが前提となる。また,入学と同時の論文仮執筆開始が肝要である。具体的には,以下の要領で論文作成を遂行する。① 関心の所在報告,中国を基軸とする近代史概要把握(推奨資料通読),途中報告(隔月1回を標準),② ①と同時に論文執筆,中間報告(第1年次末),最終的修士論文作成・草稿,修士論文完成

主な学歴

昭和57年3月 防衛大学校理工学専攻機械工学科卒業
平成15年3月 杏林大学大学院博士前期課程国際協力科開発問題専攻修了
平成18年9月 杏林大学大学院博士後期課程国際協力科開発問題専攻修了博士(学術)

主な職歴

昭和57年3月 総理府(当時)
平成19年3月 防衛大学校防衛学教育学群准教授
平成25年4月 東京財団ユーラシア情報ネットワーク・チーム上席アソシエイト
平成26年4月 日本大学総合科学研究所教授
平成28年4月 日本大学大学院総合社会情報研究科教授

主な著書

「米海軍主催演習に中国軍初参加「日米は利害一致」の幻想に衝撃」『週刊エコノミスト』8月26日号2014年8月
「権力崩壊の前兆は知識人の絶望「機会の格差」が現在の火種」『週刊エコノミスト』4月29日号2014年4月
『中国の海洋進出』成山堂書店(共著)2013年4月
「海軍拡充の根底にある建国理念と近海防御戦略」『週刊エコノミスト』3月26日号2013年3月
「歴史的視点から導く中国軍事戦略の方向性」『防衛大学校特別研究報告』第42号2011年12月
『中国の建国理念と国家・軍事戦略』防衛大学校2009年10月
『「戦略」の強化書』芙蓉書房出版(共著)2009年4月
『「孫子兵法」教本』防衛大学校(翻訳)2008年6月
「「和諧世界」の歴史的連続性に関する考察」『JANAFA会報誌』第35号2009年1月

主な学術論文

「中国の海洋進出と台湾関係」『警察政策』第15巻 2013年3月
「中国の対外武力行使発動における目的と特徴」杏林大学 2006年9月

教員インタビュー