専任教員

Professor

安藤 貴世教授 国際情報専攻 国際(関係)・政治コース

担当科目(前期)
国際法特講
特別研究
担当科目(後期)
国際法特殊研究
特別研究指導

専門分野

国際法

特別研究の研究領域

特別研究においては国際法全般を研究領域とし,可能な限り広範に対応する。国際法の総論的な部分をはじめ,国際人権法,国際刑事法,武力紛争法,国際安全保障をめぐる国際法,空間の規制に関する国際法(海洋法,空域・宇宙など),国際組織法,国際環境法などにいたるまで,対象分野は多岐にわたる。今日の国際社会において日々生じる様々な諸問題や事象が国際法を枠組みとしていかに調整・規律・解決されているかという点について研究を進めていく。

特別研究の指導及び研究上のポイント

院生各自の問題意識,関心領域,さらには主体的な研究姿勢を尊重しつつ,教員と相談のうえ,研究テーマを決定する。研究テーマ決定後は,先行研究の整理・分析,研究手法および論文の構成の策定,関連資料の収集・読み方,論文執筆に至るまで,その都度指導を行う。

特別研究の進め方

基本的に以下の1〜9のプロセスで研究指導を行うが,スケジュール等については相談のうえ決定する。オンラインでの指導が中心となるが,適宜,対面指導を行うほか,日程上可能であれば,合同のゼミなども行う予定である。1関心領域における研究テーマの候補選定,2研究テーマおよび研究方法の決定,研究計画の作成,3研究テーマに関する参考文献リストの作成,4先行研究の内容の整理・分析,5論文の構成の作成と関連資料の収集,分析,6論文構成案に関する中間報告,7研究内容を具体化し,論文を執筆,8論文の草稿に関する中間報告,9修士論文の完成

主な学歴

1999年 東京大学教養学部教養学科国際関係論分科卒業
2001年 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻修士課程修了 修士(学術)
2009年 東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程単位取得満期退学
2014年 博士(国際関係)学位取得(日本大学)

主な職歴

2006年 外務省アジア大洋州局北東アジア課任期付き職員
2009年 日本大学国際関係学部助教
2013年 日本大学国際関係学部准教授
2013年 日本大学大学院国際関係研究科准教授
2016年 日本大学危機管理学部教授
2017年 日本大学大学院総合社会情報研究科教授

主な著書

2013年 「人間の安全保障と国際法-紛争後の和解からの一考察」 松尾秀哉・臼井陽一郎編
『紛争と和解の政治学』ナカニシヤ出版
2013年 「国際社会における日本の位置づけをどう読むのか」 佐渡友哲・信夫隆司編『国際関係論』弘文堂
2016年 「日本は難民鎖国?-難民の権利と難民認定制度」森川幸一・森肇志・岩月直樹・藤澤巌・北村朋史編『国際法で世界がわかる』岩波書店
2019年 「麻薬新条約における『引き渡すか訴追するか』原則-テロリズム防止関連条約における同原則と比較して」岩沢雄司・森川幸一・森肇志・西村弓編『国際法のダイナミズム-小寺彰先生追悼論文集』有斐閣
2020年 『国際テロリズムに対する法的規制の構造-テロリズム防止関連諸条約における裁判管轄権の検討』国際書院(単著)

主な学術論文

2007年 「普遍的管轄権の法的構造-1949年ジュネーヴ諸条約の『重大な違反行為』規定をめぐって-」『国際関係論研究』第26号
2010年 「海賊行為に対する普遍的管轄権-その理論的根拠に関する学説整理を中心に-」『国際関係研究』第30巻2号
2010年 “Prospects and Challenges of an East Asian Regional Security Framework: Veto Players and Winsets”(共著)『国際関係研究』第31巻1号
2010年 「日韓国交正常化交渉における竹島問題-『紛争の解決に関する交換公文』の成立をめぐって-」『政経研究』第47巻第3号
2011年 「国際テロリズムに対する法的規制の構造-“aut dedere aut judicare”原則の解釈をめぐる学説整理を中心に-」『国際関係研究』第31巻2号
2011年 「テロリズム防止関連条約における『引き渡すか訴追するか』原則の成立-『航空機の不法奪取の防止に関するハーグ条約』の管轄権規定の起草過程をめぐって-」『国際関係研究』第32巻1号
2012年 「『国家代表等に対する犯罪防止処罰条約』における裁判管轄権規定-絶対的普遍的管轄権 の設定をめぐる起草過程の検討(1)」『国際関係研究』第33巻1号
2013年 「『国家代表等に対する犯罪防止処罰条約』における裁判管轄権規定-絶対的普遍的管轄権 の設定をめぐる起草過程の検討(2・完)」『国際関係研究』第33巻2号
2013年 「人質条約における裁判管轄権規定-被害者国籍国と被強要国の管轄権の設定をめぐる起草過程の検討-」『国際関係学部研究年報』第34集
2015年 「国際刑事裁判所とテロリズム-国際刑事裁判所規程の起草過程におけるテロリズムの扱い-」『国際関係研究』第35巻2号
2015年 「国際刑事裁判所の対象犯罪拡大の可能性とテロリズム-テロリズムの追加に関するオランダ改正案に注目して-」『国際関係研究』第36巻1号
2017年「海洋航行不法行為防止(SUA)条約における裁判管轄権規定-被強要国の管轄権をめぐる議論を中心に-」『危機管理学研究』創刊号
2018年 「テロリズム防止関連諸条約の管轄権規定形成における『法の一般原則』の機能」『危機管理学研究』第2号
2020年 「国際法の視点からみた人間の安全保障-子ども兵士の問題を例に-」『危機管理学研究』第4巻
2021年「感染症に対する国際法上の対処に関する一考察-改正国際保健規則と生物兵器禁止条約の履行確保をめぐる議論を手掛かりに-」『危機管理学研究』第5巻
ほか

教員インタビュー