インタビュー

Interview

鈴木 典教授 人間科学専攻 スポーツ科学コース

先生の経歴について教えてください。

出身が雪国山形県ですので、幼少期からスキー(クロスカントリースキー)に親しんで来ました。大学4年生までスキー競技を続け、その後、スポーツ科学の道を志したのはスポーツ科学を巧く応用すれば、アスリートの競技力向上に大きく貢献出来る可能性が高いと感じたからです。これまで、本学保健体育審議会スキー部コーチ、部長、(財)日本オリンピック委員会強化スタッフ(医・科学スタッフ)、(財)全日本スキー連盟競技本部ナショナルチーム科学サポート部会等を歴任しながら、スポーツ科学の知見をアスリートの競技力向上に応用する具体策について研究を進めて来ました。主な研究内容は運動生理学的指標(酸素摂取量、心拍数、乳酸値等)に基づく、ひとりひとりのアスリートに至適なトレーニング強度の設定、スポーツ動作の映像解析による、運動効率の検討、高地トレーニングにおける生理的高地適応過程の評価とコンディショニング方法の呈示等であり、これらは今後も、スポーツ科学とスポーツ実践場面の融和を図る実践的な研究業務として継続して行きたいと考えています。

趣味、休日の過ごし方は?

基本的に無趣味といってよく、休日はこの時とばかりに愛犬の散歩以外、自宅でゴロゴロしており、いつも妻に叱られています。強いていえば、休日は皆でワイワイというより、季節の風が感じられる近くの川の堤防等に出かけ、自転車に乗ったり、歩いたり(ノルディックウォーキング:ポールを使用したウォーキング)する方が性に合っています。最近は「定年後は何をして過ごそうかな」等と考えつつ、年相応に歴史小説のページを繰ったりしています。

志望者に向けて、一言お願いします

大学院での学修、研究を通して、「科学的なものの考え方」を学んでほしいと思います。既に御周知かとも思いますが、科学では「再現可能な事象」が研究対象となり、幽霊やUFO等は中々、科学的研究の対象になり難い事象といえます。このことを踏まえ、「仮説の構築(先行研究の精査等)」から「仮説の検証(実験、測定、調査等、研究の実践)」、そして「研究成果の適用(研究成果の社会還元)」に至る「科学の方法」を演習等による「体験知」も含め、学修してほしいと考えています。

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