専任教員

Professor

田中 謙教授 人間科学分野 教育学領域
令和9年度募集教員

担当科目(前期)
生徒指導論特講
特別研究
担当科目(後期)
教育思想史特殊研究
特別研究指導

専門分野

教育学、保育学、社会福祉学、社会政策

特別研究の研究領域

上述の専門分野に係るテーマについて、主に政策科学、組織社会学の手法を援用しながら、文献調査法、フィールドワーク等の質的調査法による研究を想定しています。
1.教育学関連テーマ(組織マネジメント、特別支援教育、幼小接続等)
2.保育学関連テーマ(環境構成、ダイバーシティ・インクルージョン保育、組織マネジメント等)
3.社会福祉学関連テーマ(社会的養護、障害者福祉(療育)等)
4.社会政策関連テーマ(教育政策、福祉政策、政策学習、政策過程等)

特別研究の指導及び研究上のポイント

希望する研究テーマにそって、まず「研究の目的」「仮説」「調査方法」の方向性を定めるために、先行研究の丁寧なレビューが最初に求められます。この作業に多くの時間をかけて分析を積み重ねることで、自らの論文の研究テーマを決めていくことができます。この作業を通して知的好奇心を高めていくことができるような学生への指導に努めていきたいと考えます。

特別研究の進め方

第1年次は、研究テーマの設定に向けた、先行研究のレビューと研究方法習得に関する学習、予備調査等を中心に研究活動を行っていきます。
第2年次は論文執筆に向けて、文献調査法や聞き取り調査等のフィールドワークによる質的調査法によるデータ収集、分析を行います。論文執筆過程の中で、可能であれば学会発表等にも積極的に取組むことを意識して進めていければと考えます。

指導・研究における特色、プロフィール

広く子どもに関する研究テーマに対して、教育学、社会福祉学の双方向からアプローチする学際的研究を試みてきました。学際的研究の難しさを日々感じながらも、この視座に基づくことで初めて把握することができる社会課題の構造を明らかにする作業に楽しさも感じています。

主な学歴

2013年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科修了(博士(教育学))。
2024年 東京家政大学大学院人間生活学総合研究科博士学位論文提出(博士(学術))。

主な職歴

山梨県立大学人間福祉学部(講師・准教授)を経て現職(日本大学文理学部)

主な著書

田中謙(2026)『日本における言語障害児支援に関する歴史的研究―北海道におけることばの教室の展開過程と原動力としての支援者養成―』風間書房.
田中謙(2025)『特別支援学校におけるカリキュラムマネジメントに関する基礎的研究―現状分析に基づく今後の展望―』三恵社.
中西郁・小川貴代子監修大井靖・岡本明博・田中謙編(2025)『感性を働かせ協同するインクルーシブ保育』ジアース教育新社.
田中謙・小川英彦編(2024)『ダイバーシティ・インクルージョン保育を進めるための園経営ガイドブック』三学出版.

主な学術論文

田中謙(2025)「『通級による指導』と特別ニーズ教育の30年―『制度化』『インクルーシブ教育』『通級制』の3つの視座から―」日本特別ニーズ教育学会『SNEジャーナル』編集委員会編『SNEジャーナル』31(1),26-39.
田中謙(2025)「幼児教育・保育における環境としての社会資源開発に関する視座の提示―『まちづくり』に焦点をあてて―」日本子ども社会学会『子ども社会研究』31,17-29.
田中謙(2025)「言語障害児支援における広域行政による政策過程の特質―『西十勝ことばの教室』開設の事例検討を中心に―」日本教育福祉学会『人間教育と福祉』14,1-11.
田中謙(2024)「幼児ことばの教室整備における専門職集団の果たした役割と意義―北海道言語障害児教育研究協議会および『北海道言語障害児教育研究協議会幼児問題調査検討委員会』の事例分析―」日本保育学会『保育学研究』62(3),105-116.
田中謙(2024)「地方小規模基礎自治体におけることばの教室開設に係る政策学習の特質―『知識の政治』枠組みによる北海道河西郡芽室町の事例分析―」コミュニティ政策学会『コミュニティ政策』22,157-176.
田中謙(2024)「『西紋地区ことばの教室』開設における福祉行政および教育行政の政策過程の特質―広域行政におけるイシューネットワークの視座から―」日本医療福祉政策学会『医療福祉政策研究』7(1),33-53.

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