専門分野
スポーツ運動学
特別研究の研究領域
人間の運動の中でもスポーツにおける運動を研究対象とし,実際に行っている運動について直接観察を通してとらえられる運動の特性や構造を明らかにすることに力点を置きます。
特別研究の指導及び研究上のポイント
研究課題を設定する上で,どのような運動を対象にし,どのような現象について研究するのかについて自身で精査しておく必要があります。また,スポーツ運動学研究では様々な方法論が存在することから,その方法論に関する知識を事前に修得しておく必要もあると思います。さらに,その方法論にインタビュー調査やアンケート調査が選択される場合には倫理審査が必要になる場合もあるので周到な準備が必要です。
特別研究の進め方
スポーツ運動学研究の中核的課題領域は,運動質,運動体系,運動発達,運動学修に関する理解,およびその理解をいかにして理論化することができるかが課題となります。さらには運動の自然性や美しさ,流動性といった領域も研究課題になり得ます。上記のことを念頭に置き,基本的には研究室などで対話による対面形式やZoomなどのアプリを使ったオンライン形式を利用して研究を進めていきます。しかし多くの場合は実際に起こっている運動を研究対象とするため,その現場での研究に関する打ち合わせや面談指導等も行います。
主な学歴
平成6年 日本大学文理学部 卒業
平成15年 日本大学大学院文学研究科 修士課程修了(教育学)
主な職歴
平成6年 株式会社ゴールドウィン
平成19年 日本大学理工学部
平成28年 日本大学スポーツ科学部 教授
主な著書
令和2年12月 『記録が伸びる! 陸上競技 跳躍 新版 ~走り幅跳び・三段跳び・走り高跳び・棒高跳び (コツがわかる本!)』メイツ出版
主な学術論文
令和3年 「十種競技の試合展開からみた競技動態に関する考察ー戦術的要因の検討についてー」 陸上競技研究126