大学院の2年間を振り返って
国際情報専攻 吉澤 智也



 はじめに、指導教授である近藤大博先生をはじめ、近藤ゼミの皆さん、大学院事務課の方々へ感謝の言葉を述べたいと思う。弱輩者の私が修士論文を無事に書き上げることができたのは、大学院に入学してからの2年間、常に支えてくださった多くの方々のおかげとしか思えない。何よりもはじめに、謝意を述べたい。
 通信制の社会人大学院ということもあり、入学者の多くの方々が社会経験も知識も豊富な立派な先輩方であり、大学を卒業したばかりの私にとっては学術的な面ばかりでなく、貴重な社会経験を与えてくれた場であった様に感じる。特に、集合ゼミやスクーリング、サイバーゼミ、ゼミ研修等の参加は非常に有意義なものであったと思う。この2年間は、長いようで短く、辛くもあり楽しかった。
 1年目はリポートに追われ、頭の中は単位を無事に修得することしかなかった。結局、修士論文に取りかかったのは2年の8月頃になってしまった。今思えば、もっと早くから取り組むべきであった・・・。修論テーマ、論文構成、情報収集を考えれば、2年の前期には全て準備ができ、後期には修論を書き始まらなくてはならない。入学当初は修論へ向けてのスケジュールが頭の中ではできていたが、実際に取りかかってみると思うようにいかない。書き出そうと思いPCに向かっても中々進まない。頭では早くやらねばと思いつつも、計画通りにはいかないものである。仕事も同じであるが、勉学も計画的に進めなければならないと改めて実感させられた。
 「一度しかない人生、二つと無い命」、悔いのない大学院生活を送ったつもりではあるが、もう少し勉学に励むべきであったかという思いもする。一方、この2年間でめぐり合った多くの方々との出会いは、一生の宝である。最後にもう一度、弱輩者の私を支えて下さった近藤先生をはじめ、多くの方々に感謝を表したい。そして、今後、修論に取りかかる方々のご健闘をお祈りしたい。



 
       
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