「会社は家族」

国際情報専攻 8期生 吉澤 智也


 従業員とは会社における重要の財産だと思い ます。
 日本は終身雇用制ですが、従業員の勤続年数が長いということは、そ れだけ企業が安定していることを意味します。仕事の内容を熟知した熟 練の従業員を確保でき、技術面のみならず、顧客との接点や企業内の事 情にも理解を示していることは、経営者にとってこれほど頼もしいもの はありません。
 また、経営者と従業員は家族的なつながりでなくてはならないと思い ます。ここでいう家族的とは、子供が一人前になるために、時に厳しく 、時にやさしく、周りの状況を判断し、相手の力量に応じて仕事を与え ていく、ということです。
 企業も、昔ながらの日本の家族の姿そのものをイメージし、従業員と 経営者との関係を作り挙げていくことが必要だと思います。そこには、 従業員の経営者に対する信頼と畏敬の念があり、経営者は、どんなこと があっても従業員の生活を守るという強い意思がなくてはなりません。

戻る>>

総合社会情報研究科ホームページへ 電子マガジンTOPへ