「株主側に立った『会社は誰のものか』討論」

国際情報専攻 8期生 廣瀬 俊


  2006年7月23日国際情報専攻夏季スクーリングにて株主側の立場から「会社は誰のものか」のグループ討論に参加した(尤もルール違反ではあるが、経営者を含めた従業員側でも若干発言させていただいたが・・・)。 
 自分で選ぶのであれば経営者を含めた従業員側として参加したかったというのが本音であるが、ルールはルールとして株主側として発言した。所謂、株式会社制度そのものの原理原則に則り、発起人として元々の資金の出し手たる株主が会社に対し出資するところから会社ははじまり、また、経営者を含む従業員だけでは対応しにくいチェック機能を株主が発揮してはじめて会社は正常に機能するということを日産のルノー出資後のゴーン改革を例に議論を展開した。
 もちろん、株主主義だけで会社を説明することが困難になっている最近の世間のやりとりも意識しなかったわけではないが、将にディベート力向上と懇親に有意義であったと感じている。

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