《丸森 一寛ゼミのご紹介》
国際情報専攻 20期生・2年 前田 千文

 現在、丸森ゼミは博士前期課程6名が在籍しております。月1回ゼミが行われ、面会並びにV-cubeを利用したサイバーゼミが開催されています。ゼミ生の面々は多種多様で、銀行員、行政書士、通信系企業、家電メーカー、経営者、マスコミと多彩です。また居住地も、鹿児島、東京、神奈川、タイとバラバラ…。年齢もバラバラ…。誰一人として類似した経験を積んでおらず、大学院という場がなければ絶対に出逢うことが出来ないメンバーとなっております。このように多種多様で、流行のダイバーシティーを地で行くようなゼミとなっており、よってゼミ生の研究テーマも下記のように多岐にわたります。

 1. ダイバーシティーとパフォーマンスの関係性。
 2. コラボレーション商品と消費者心理の関係性。
 3. 企業不祥事への対応と「のれん」への影響。
 4. 成年被後見人の取引の安全について。
 5. タイの日系企業における労務施策が与える影響。


 ゼミでは、各ゼミ生のテーマに応じて個別にご指導いただいております。論文を執筆するという点で、丸森先生が共通して指導しているのは「因果関係を見つけること」、「論文は、新規性、有用性、実行可能性があること」をよくおっしゃっています。ゼミ生各位の経験、感覚を理論化していく作業だと感じています。

 研究テーマをご覧いただいて判るように、このような多種多様なゼミ生を取りまとめる丸森先生ご自身も、多様なご経験をされてきました。公認会計士として大手監査法人を経て、31歳の時にエリートを約束された大手監査法人を辞め、慶応大学大学院に進まれました。大学院生だけをするわけにはいかず、当時では珍しい「イクメン」としてお子様2人の育児もされ、このご経験が丸森先生の持つ「共感力」が養われたのかもしれません。「イクメン」についてのお話は、丸森ゼミに入りますと聞くことが出来ますので、ぜひいらしてください。

 最後に、このゼミ紹介を書いている私自身の事を書きますと、1998年からバンコクに在住しており、日本語教師を経て25歳の時に起業し、現在19期目を迎えます。2010年に日本大学通信教育学部法律学科を卒業し、卒業後、4年を経て2018年に大学院の門を叩きました。生きるという事は、本人が望まなくても、学び続けること、成長することが求められます。少しの好奇心、探求心、向学心などなど...大学院という場で昇華させることが出来るのではないかと思います。和気あいあいとした雰囲気を持ちつつも、ちょっとピリッとした丸森ゼミで共に学んでみませんか。皆様と共に学べる事を楽しみにしております。




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