平成27度前期同窓会活動報告
夏の同窓会、同窓会役員会、入学資料配布、小冊子「いわき通信」のこと
同窓会役員・学務委員
松岡 直美
<夏の同窓会>
7月19日(日)、夏期スクーリング中日の講義終了後に恒例の懇親会・同窓会が開催されました。今年度は入学者が増加したこともあり、会場の日本大学会館204会議室も満員となる中、荒関先生の司会・進行で大変賑やかな会となりました。飲み物やスナックは荒関先生と泉先生が沢山用意くださって、会終了後、参加者にお土産にしていただく程。国際情報専攻第4期修了生長谷川昌昭さんからはシャンパンなどの差し入れも頂きました。毎回のお心遣いにお礼申し上げます。同窓会からは、木下義文会長のご挨拶と荒関先生からデータベース登録の呼掛けを行っていただきました。また、昨秋発行されました小冊子「いわき通信」も、会終了時までに21冊を購入いただきました。
<同窓会役員会>
同窓会に先立って、同日午後1時からは木下会長の司会・進行で同窓会役員会が開催されました。木下会長はじめ、役員の皆様には、ご多忙の中、また遠方からもご参集くださって誠に有難いことでした。第二期となって初めての役員会ということもあり、役割分担の他、今年度の活動についての情報確認と意見交換を行いました。課題としては、荒関先生が構築くださった同窓会データベースが活用されていないこと。荒関先生から人材バンクの仕組みと利用方法について改めて説明いただきましたが、同窓会を効率よく運営するにあたって大いに役立つ優れものDBであることが理解され、木下会長他、役員有志が具体的な活用方法について検討くださることになりました。関連してですが、平成26年度修了生の貸与NUメール・アドレスが本年3月末で唐突に使用終了となり、同窓会MLによる連絡ができない状況です。こうしたことも鑑み、また不測の事態に備えるためにも、今後は在学中に修了後も連絡可能な個人メール・アドレスの登録を周知徹底すべきとの合意に至りました。
松岡からは日本大学校友会職域別部会の一つである「桜師会」との連携につき、報告いたしました。「桜師会」は日本大学卒業後、全国各地で教職にある方々、また、日本大学以外の出身者であっても、付属高校等で教えておられる先生方の会で、ここ数年、日本大学の各学部や大学院各研究科との連携強化に努めておられます。GSSCも数年前からこれに同調・参加させていただき、結果、昨年度、今年度と続けて、桜師会会員である現役の高校の先生方が人間科学専攻に進学を果たされています。リカレント教育の場としてGSSCを活用いただくべく、さらなる連携・協力に努めたいところです。ちなみに今年度は「桜師会」創設50周年にあたり、『桜師会会報創設50周年記念号』が発行されましたが、本号にGSSC紹介文を寄稿させていただきました。GSSCにも数十部を頂いておりますので、希望者にお分けいたします。事務課宛てに直接ご連絡いただければ幸いです。
この他、階戸研究科長からは、通信教育部での進学説明会当日の入学資料配布協力のお願いが、また、田中堅一郎人間科学専攻主任からは、10月17日(土)開催のオープン大学院への協力要請がありました。
<平成28年度入学資料配布>
8月5日(水)と17日(月)に通信教育部(水道橋・法学部校舎)での進学説明会を実施いたしましたが、これに合わせ、両日の早朝8時より、同窓会有志が入学資料をスクーリング受講者に配布くださいました。お陰様で、両日の昼休みに開催された説明会に計20名程の進学相談者の参加をみました。猛暑の中、ご協力くださいました方々に、この場を借りて、お礼申し上げます。
<小冊子「いわき通信」のこと>
同窓会有志のご尽力で、「いわき通信」が昨年10月18日(土)オープン大学院開催当日に小冊子として発行されました。これまでに国立国会図書館、ハーバード大学図書館、東北地方の県立図書館等に納本し、さらに山田太一氏や書評誌『出版ニュース』他、ご関心とご支援をお寄せくださる方々や機関へ寄贈することができました。国家事業でもある東日本大震災の証言・記録のアーカイヴ化にGSSC同窓会として寄与できたことを誇らしく思います。
2011年3月11日の後、時を置かずして、3.11復興支援として「いわきの子どもたちに本を送る」活動が同窓生有志によって企画され、始動しました。福島第一原発から20−30キロのいわき市に留まって、いわきの子どもたちを育みながら、いわきの行く末を見届けるのだと決意された吉田裕美さん(GSSC12期生 文化情報専攻修了)を支援することが目的でした。これに応えて、吉田さんが地育の日々を「いわき便り」として書き送ってくださり、季節ごとに同窓会HPに掲載させていただいております。3.11の風化が進む中、我々が3.11後の日本を見つめ続けることができるのもひとえに吉田裕美さんのお蔭と深くお礼申し上げます。
小冊子は発行以来、GSSC同窓生および日本大学関係者の皆様には機会あるごとに、一冊500円で購入いただき、本年7月末で販売総数113冊となりました。この度、その売上金に吉田さんの指導教授でいらした長谷川正江先生他の方々からの寄付金を合わせた計7万2千円を吉田裕美さんにいわきの子どもたちの地育活動資金として寄付させていただきました。8月8日のいわきの夏祭り「いわきおどり」に参加された同窓会役員大塚奈奈絵さんから直接お渡しいただきました。小冊子「いわき通信」発行にあたっては、大塚さんが出版費用の半額を負担くださったのですが、今回は、そのご負担分を寄付金として提供くださったことを申し添えます。以上、小冊子「いわき通信」のその後をご報告させていただきました。これまでの皆様のご支援に深くお礼申し上げますとともに、吉田裕美さんといわきの子どもたちのこれからを引き続き見守っていただきたく、お願い申し上げる次第です。
<後期行事日程>
今年度後期の同窓会関連行事としては以下が予定されております。ご都合がよろしければ、是非ともご参加いただきたく、よろしくお願いいたします。
平成27年10月17日(土)オープン大学院
進学相談会:進学を検討されている方々に修了生の立場から助言
図書展示:修了生を中心とするGSSC関係者による刊行物の展示紹介
秋の同窓会:オープン大学院終了後の懇親会
平成27年11月22日(日) 冬期スクーリング 冬の同窓会
平成28年3月25日 修了記念祝賀会・同窓会