平成26年度 修了祝賀会・同窓会 報告
平成27年3月25日夕刻、平成26年度修了祝賀会に合わせ、GSSC同窓会がアルカディア市ヶ谷にて開催されました。GSSC同窓会設立から2年が経ち、第2期役員会へと、その運営が引継がれました。ここに第1期役員皆様のご氏名を掲載し、お礼に代えさせていただきます。
第1期役員(2013, 2014年度)
会長 柳澤 泉(国際情報)
副会長 先浦 宏紀(国際情報)
監事 橋本 浩介(国際情報)
幹事 大塚 奈奈絵(文化情報)
黒澤 敏浩(国際情報)
中嶋千秋(文化情報)
町田 佳子(国際情報)
宮澤 由江(文化情報)
教員 階戸照雄 研究科長
池上清子 国際情報専攻主任
松岡直美 文化情報専攻主任
保坂敏子 文化情報専攻
田中堅一郎 人間科学専攻主任
眞邉一近 博士後期課程主任
荒関仁志 人間科学専攻・システム管理
泉龍太郎 人間科学専攻
事務課職員 高井智明 加藤琢哉
尚、副会長先浦宏紀さん、幹事の大塚奈奈絵さんと中嶋千秋さんが第2期も留任くださることとなり、同窓会の理念と活動がスムーズに継承されるものと安堵しております。
新会長は国際情報専攻を修了され、今年度より博士後期課程に進学された木下義文さんです。会長ご挨拶を『同窓会小冊子2015』に第2期役員一覧等とともに記載させていただきましたので、ご一読ください。第2期の取組として会員ネットワークの強化を挙げておられますので、皆様のさらなるご協力、何卒よろしくお願いいたします。
日本大学学内のネットワーク強化としましては、日本大学全国桜師会及び全学FD委センター・教学戦略会議との連携に努めてまいりましたが、その成果が現われつつありますこと、ご報告いたします。今年で創設50年となる日本大学全国桜師会は、日本大学卒業生で教職にある方々、および卒業生でなくとも日本大学及び付属校等で教職にある方々の集まりで、校友会職域部会の一つです。会長の齋間文也先生が文理学部をはじめとする学部との連携を推進しておられるのですが、GSSCも現役教員のリカレント教育の場として桜師会ネットワークに繋げていただきました。結果、平成26年、27年度と続けて、桜師会会員がGSSCに進学されました。社会人を対象とするGSSCは日本大学の理念「自主創造」を生涯学習・生涯教育と同義と捉えております。本年3月に政府の教育再生実行会議が、生涯学び続けることのできる社会を目指して、大学を生涯教育の場とすることを提言しましたが、GSSCは、これに先駆けて、1999年の創設時から総合大学日本大学の高等教育領域で生涯教育を担ってきていること、申し上げるまでもありません。今回の修了祝賀会・同窓会では、石井進日本大学常務理事と渡邊喜好大学院事務局長、そして桜師会齋間文也会長を来賓にお招きしましたが、GSSCに集う皆様に交わり、直接お話いただくことで、本研究科の意義と役割をつぶさにご理解いただけたものと思います。
また、近年加速する教育のオープン化[Open Education]ですが、これもICTを活用した通信制大学院であるGSSCの必然であり、GSSCなりに試行錯誤を続けてきております。今年度から日本大学FD推進センター/教学戦略会議がJMOOC講座の制作・配信を開始しましたが、ICT大学院のノウハウを元に、GSSCによるJMOOC講座として「グローバル・カルチャー研究―翻訳としての日本文化―」の開講を企画提案しているところです。同窓生の皆様のための講座でもありますので、開講となりましたら、是非、履修・聴講なさって学修の継続にお役立て頂ければと願っております。
4年目に入りました同窓会プロジェクト震災復興支援 in Fukushima『いわき通信』についても、折々ご報告している通りですが、今回の同窓会では木下新会長よりご説明いただきました。これに合わせ、会場入り口にはパネルを設置して、いわきの子どもたちの壁新聞「再生エネルギー〈探検〉の記録」を掲示し、昨年10月刊行の小冊子『いわき通信』も販売させて頂きました。来賓の皆様もご購入くださいましたので、日本大学を率いる方々の間でも周知いただければと願っておりますが、一人でも多くの方々が『いわき通信』を手に取り、読むことで、フクシマを風化させることなく、フクシマを共に生きていくことになろうかと考えます。ご購入希望の方は同窓会窓口gssc.alumni@nihon-u.ac.jp宛にお申込みくださいますよう、よろしくお願いいたします。
GSSC同窓会の平成27年度最初の行事としては、「春の学修相談会」が5月30日(土)の博士後期課程研究(中間)発表会に合わせて、開催の予定です。これにシンクロさせて、中国上海では保坂敏子先生のゼミ生が中心となって、上海在住のGSSC新入生を対象に学修相談会を行うとの情報も届いております。海外ハブでのゼミや相談会、グローバルなGSSCならではのこと。このように、GSSC、そして同窓会の一つ一つの行事や企画に一人一人の同窓生がお力をお寄せくださいますようにとお願いしまして、今回の同窓会報告を終えることといたします。
いわきの子どもたちによる壁新聞
GSSC同窓会第2期会長木下義文氏
左から階戸研究科長、石井常務理事、齋間桜師会長
学務委員・同窓会役員 松岡直美