2年間を振り返り、これからも「一生勉強、一生青春」

国際情報専攻 14期生 石橋 慶子

 私が大学院に入学した目的は、経営について階戸先生に学びたいと思ったからです。仕事の幅を広げたいという自己啓発からでした。しかし、入学時にゼミの方の自己紹介を伺い、みなさんの志の高さに圧倒され、「私はやっていけるだろうか」と不安になったことを覚えています。

〇受動的から能動的になる
 今まで学校では授業を受けるなど受動的でしたが、通信制の場合は自分で計画を立て、自分で行動していかなければなりません。能動的にならなければ前に進まないのです。自己マネジメント能力が高まりました。

〇学生であることを楽しむ
 「この年齢から勉強して役立つだろうか」という気持ちもありましたが、入学してみると年齢層は幅広く、仕事も様々な方と知り合うことができました。日頃は自分が勤める業界の情報に偏りがちですが、今まで知らない業界の勉強ができました。

 この先の人生で、学生でいられるのはこの2年間しかないかもしれないと思い、学生であることを楽しもうと思いました。ゼミや大学院の行事には積極的に参加し、新しい知識が得られることは楽しいことだと、久しぶりの学生を楽しみました。

〇自分の勉強スタイルをつかむ
 多くの方が仕事との両立に悩むところです。
 修士論文の取り組みは、主に2パターンあり、1年生の時から資料を収集し準備を行っている方と2年生になって始める方がいらっしゃいます。私は後者で2年になって始めました。ゼミの先輩方に言われたのは「2年生は、春に情報を収集し、夏は書き溜める」でした。

 私は習得するのに時間がかかるため、日頃からコツコツと勉強しました。週末に偏らないように平日もなるべく勉強時間を作りました。
 夜は9時から11時までを勉強の時間とし、9時になったら始めるぞ、と気合を入れますが、11時には終了します。翌日の仕事に差し支えないようにと体調管理にも気をつけました。
 朝は少し早起きして、会社近くのファーストフード店で勉強することが日課となりました。朝の時間帯は、勉強している学生や、社会人が多いのに驚きました。私はパソコンを持ち歩かないので、いつも2冊くらい本を持ち歩き、参考文献を読みこむ時間にあてました。時間は、15分から1時間くらいですが、時間が限られているので集中して読むことができます。

〇これからも「一生勉強、一生青春」
 卒業するのは寂しいと感じていた時に、「一生勉強、一生青春」の言葉が目にとまりました。卒業は一区切りで、勉強はこれからも続いていくのだと考え、今後も自分なりの方法で続けていきます。

 最後になりますが、卒業までたどり着けたのは多くの方のご支援のおかげです。懇切なご指導を頂きました階戸先生をはじめ、各先生方、事務課の方、有益な助言をくださいましたゼミの皆さま、大変深く感謝しております。ありがとうございました。



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