オープン大学院 同窓会企画 報告

文化情報・教員 松岡直美(代理)

 10月19日(土)市ヶ谷の日本大学会館におきまして、恒例のオープン大学院が開催されました。今年度は同窓会企画として、「進学相談座談会」および「図書展示」を行いました。同窓生の皆様のご理解とご協力を得て、それぞれの成果をあげることができました。以下、担当者よりのご報告です。

<進学相談座談会>
 座談会に参加した進学希望者の数は少なかったものの、どの方も不安を解消して笑顔でお帰りになりました。研究計画書の書き方や入学後の仕事との両立についてなどが主な相談事項でした。この座談会の主な目的は、同窓生や在学生から学生の目線で進学希望者の疑問・質問に答えることですが、在学生にとっても同窓生からアドバイスを頂ける機会でもあります。相談者が少なかったこともあり、相談の合間に在校生である座談会モデーレーターを務めた遠藤さんにもリポートの進め方や修論へ向けての取り組み方などを同窓生からアドバイスしました。こういったことは新入生向けの春の学習相談も同様で、アドバイザーとして参加した2年生も同窓生からアドバイスをもらうことや新入生から出た質問で初めて気付くこともあり、在学生にとっても大変メリットがあります。また、同窓生も新たに情報を得ることもあり、どの参加者にとっても情報収集できる場であると共に人脈を広げる良い機会でもあります。相談会は同窓会設立準備段階から始めた取り組みであり、まだ始まったばかりではありますが、小さいながらもGSSCを支える活動として今後も学習相談や座談会は継続予定です。どなた様も是非ご参加・ご協力下さいますようお願い致します。
 相談担当者:
 先浦宏紀 同窓会副会長
 宮澤由江 同窓会HP編集長
 大塚奈奈絵 同窓会役員 
 遠藤美菜子 人間科学専攻1年生(座談会モデレーター)
 西山友紀子 国際情報専攻修了生(同窓会企画「学習相談」「進学相談座談会」他担当)
(西山友紀子 記)

<図書展示> 
 今回、初めての図書展示でしたが、修了生、現役生、そして教員の方々から、合計15件(16冊)の書籍刊行物を同窓会にご寄贈いただきました。(後段の図書一覧を参照ください。)オープン大学院開催中、これらを主会場701会議室にて展示し、その後、懇親会/同窓会におきまして、希望者に6冊をお譲りいたしました。その方々から、志として、合計7,000円をGSSC同窓会にご寄付いただきました。寄付金の会計処理・管理につきましては、先浦宏紀副会長と橋本浩介監事を中心にご検討をお願いしております。
 皆様のご協力により、GSSC の教育・研究活動を具体的に提示するという目的を果たすことができました。懇親会/同窓会では著者ご自身が、その場で署名し、希望者に直接手渡されるなどの光景もあり、本を書き、本を読むということが非常にパーソナル、かつアナログな行為であること、改めて実感しました。ICTを活用しての我が研究科にあっても、学びの本質は人から人への知の伝達であるということも。次回は、さらに周知に努め、著者との対話の機会を確保するなど、工夫を重ね、発展的に継承していければと願っております。皆様の引き続きのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。最後になりましたが、ご多忙の中、準備にご協力くださり、またオープン大学院当日は幾つもの役割を引き受けつつ、図書展示をご担当くださった竹野一雄先生、山田敦子さん、平山亮さんに深謝申し上げます
(松岡直美 記)





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