2012年度修了祝賀会・同窓会ミニコンサート

文化情報専攻 11期生 小林 敬子

 3月25日の修了祝賀会が終わってから、もう長い時間が過ぎました。でも、皆さま方は、あのときのことを今でも鮮明にご記憶されていらっしゃることでしょう。
 アルカディア脇の桜の祝福を受けながら、今年も華やかに修了祝賀会が催されました。先生方も修了生も、あでやかな和服やドレスに身を包み、修了生にとっては、今までの研究の苦労が実った素晴らしいときでした。このお祝いの席で、先生方と修了生、同窓生によるミニコンサートを行なうことができました。演目は次のとおりです。

 ピアノ弾き語り Whitney Houston “The Greatest Love of All”
  文化情報専攻修了生 齋藤美香

 ピアノ独奏 Maurice Ravel「ソナチネ」より第2楽章
  文化情報専攻研究生 小林敬子

 トランペット/ピアノ合奏 Leroy Anderson “A Trumpeter’s Lullaby”
  トランペット 人間科学専攻教授 田中堅一郎 
  ピアノ 文化情報専攻研究生 小林敬子

 三味線独奏 「六段」
  国際情報専攻教授 池上清子

 齋藤さんはピアノの前に座ると、マイクの位置を確かめながらおもむろに歌い始めましたが、先生方から「カッコいい」との声も伝わってくるほど、迫力満点の歌声でした。次のピアノはフランスの作曲家ラヴェルのソナチネで、淡々とした3拍子の美しい曲でした。
 田中先生は「トランペット吹きの子守唄」という有名な曲を演奏してくださいました。優しく甘い音色のトランペットで、会場の皆様も、ついつい耳を傾けられたと思います。ちょうど来賓でいらしていた大塚総長(現学長)と石井常務理事にも聴いていただくことができました。
 最後は、金屏風の前で、緋毛氈に粋な和服でご登場された池上先生の三弦、地唄「六段」でした。池上先生は去年も「八千代獅子」を演奏してくださいましたが、その渋い音色を皆様方も心待ちにしていらしたことでしょう。改めて和楽器に魅せられたひと時でした。
 このようにお祝いの席でピアノ、トランペット、三味線と、バラエティに富んだコンサートができるのも、いかに本研究科の方々が幅広く活動されているかの証でしょう。

 




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