平成23年度修了記念祝賀会・同窓会を終えて
西山友紀子 国際情報専攻 平成23年度修了生 世話役代表
2012年3月25日に、無事、修了祝賀会・同窓会を開催することができました。昨年度は忘れることのできない東日本大震災が起こったため、日本武道館での卒業式、および祝賀会は中止となりました。今年は無事に開催できたことを心から嬉しく思います。
私は世話役のまとめ役をまかされたのですが、昨年度は中止になったため前例を見ておらず、正直どのようにして良いのか分かりませんでした。準備のスタートは2月初めに市ヶ谷で行われた打合せからでしたが、その後は全てメールでのやり取りでした。修論が終わった後で、今年度最後のサイバーゼミを終えた翌日でもあり、ゼミ長最後の仕事も終わりだったためそろそろゆっくりできると思っていた時期でした。ですがその予想は間違いでした。祝賀会の準備はいろいろやることがあり、そういう時に限っていろいろなことが重なるものですね。結局、私の目まぐるしい日々は修論が終わっても続きました。修論に追われている時とは違って、学位がかかっているわけではないので精神的には楽だったと思いますが、また違ったプレッシャーがあり、私の頭の中は毎日のように「どうしよう」「マズイ」の繰り返しだった気がします。
準備は頂いた過去の資料を参考に先輩方から過去の会の様子を伺い、式次第や進行を決めたのですが、前例を知らないため、かえって過去に捉われることなく、今年度ならではの祝賀会を開催することができたと思っております。特に東日本大震災の被災者の一人である修了生に被災者の代表として講話を頂戴しましたが、これは震災を忘れないためであり、また、いかに本大学院が私たちにとって大切かを振り返って頂くためでした。また、余興としてピアノ、お三味線、オルガン伴奏での合唱があり、祝賀会を盛り上げて下さいました。
私は司会も担当させて頂いたのですが、人前で話すことはとても苦手で、日程が近付くにつれ司会のことを考えると重い気持ちになったものです。とはいえ、実際には準備が忙しく、考えている時間は殆どありませんでした。そして肝心の練習する時間も無く…。当日は下手な司会でごめんなさい!!穴があったら入りたい、そんな気持ちです。後になって「ああすれば良かった、こうすれば良かった」と反省点は多々ございます。司会だけでなく、他にもハプニングや反省点はございますが、来年度の世話役の方には、今年度の会や経験を是非活かして頂きたいと思います。各専攻から代表で世話役を担って下さった皆さまのご協力に感謝致します。
準備してきた中であらためて感じたことは、メールだけで指示やコミュニケーションをとることは容易ではないということです。本大学院は社会人対象の通信制ですし、仕事ではありませんから、沢山の人を集めてFace to Faceの打合せの機会を設けることはなかなかできません。当日初めて顔を合わせた人もいました。
そして何より大きかったのが先生方と先輩方のサポートです。今までのことがあったから現在があります。わけがわからず戸惑っている私たちをいつも後ろからサポートして下さいました。先輩から後輩へ、こうして本大学院の伝統ができて行きます。今回の祝賀会準備を通して強く感じました。この素晴らしい本大学院の伝統を受け継ぎ、後輩へ伝えて行きたいと思います。
宇津野裕子 人間科学専攻
祝賀会開催のお手伝いをさせていただけたことを、ありがたく思っています。準備の部分では、お役に立てず申し訳ありませんでした。リーダーの西山さんや、吉岡さん、皆さんの頑張りのおかげです。当日はCDをかけたり、竹野先生、池上先生の余興等、出演の皆様の段取りをしたりと、楽しく、心に残る充実した時間を過ごさせていただきました。色々至らなかった点が多々ありますが、お許しください。西山さん、お花のブーケありがとう!
大塚奈奈絵 文化情報専攻 13期生
池上先生のお三味線や竹野先生のオルガン、西山さんの手作りのコサージュ等々、心温まる、とても素晴らしい会で感激しました。私自身は、他の世話人の方々の献身ぶりを横目で見ながら、名ばかりの世話役であまりお役に立てず、反省しきりですが、来年のステキな修了祝賀会を目指してがんばろうと思います。
倉橋正恵 文化情報専攻 平成24年3月修了
平成24年3月25日、大学院での2年間の学業を修了し、学位記をいただくことができました。あっという間の2年間でした。
この総合社会情報研究科は、社会人のための大学院というコンセプトの通り、社会と学業との関わりを重視した授業内容や講師陣が特徴的です。入学する学生のほとんどは日々の仕事が大前提で、その日常に学問の修得をプラスするということは負担が増えることに他ならないのですが、受け入れ態勢やシステムの完成度が高いため、比較的自然に学業に取り組むことができたと思っています。自分自身の専門分野の研究と同様に、社会人として応用・活用できる考え方を数多く教授していただいたことにとても感謝しています。
幸いにも1年生のオープン大学院以来、学校行事に携わる委員のお仲間に入れていただいたことは、私にとって大変得るものが大きい経験でした。普段は顔を合わせることが少ない先輩・後輩・同期生のみなさんと、何カ月も前からメールで連絡を取り合い、イベントを作り上げていく過程は、プロ意識の強い社会人の集団ならではのチームワークが成せる作業だと感じています。今後、同窓会運営などの課題もありますが、現在携わっている委員の方たちがベースとなって、将来的には結束の強い組織ができるものと確信しています。
ご指導いただいた先生方や学校関係者のみなさまに、心からのお礼を申し上げるとともに、これからは一修了生として、総合社会情報研究科の魅力を後進の方々に伝えていくことができれば幸いです。
黒澤敏浩(くろざわとしひろ) 国際情報専攻 博士前期課程1年(当時:現在2年)
修了生のみなさま、おめでとうございます。
今回、世話役をおおせつかり、修了生・在校生の申込受付と、当日受付の一部を担当させていただきました。時間の無い中、2年間研究を進めてこられたみなさまの祝賀会が当日なかなか上手くいったようで、大変良かったと思います。さまざまな形でご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
同窓会の方もただいま西山さんを中心に準備委員の有志を募って立ち上げていますので、ぜひ積極的なご参加、暖かいご支援など楽しみにしております。
関谷恵子 文化情報専攻 同窓生
今回は同窓生として修了祝賀会のお手伝いをさせていただきました。当日は竹野先生のオルガンや池上先生のお三味線の素晴らしい演奏を拝聴することができました。普段とは違った先生の一面を見ることができるのも祝賀会ならではだと思います。滞りなく祝賀会が運営できましたのも、世話役の皆様のチームワークと委員長のリーダーシップのお陰です。ご一緒させていただきましてありがとうございました。
修了生の皆様、おめでとうございます。今後は同窓生としてご参加くださることを願っています。
高梨光子 文化情報専攻 8期生
「平成23年度修了記念祝賀会・同窓会」の世話役の一員として、受付、そして、「同窓会報告」を担当した。修了生にとって修了記念祝賀会とは、悪戦苦闘の日々の末迎える喜びの日である。今年度は、修了生の記念講話では、震災の被害に遭いながらもこの日を迎えることが出来た修了生の、まさに奮闘記が語られた。困難な状況の中でやり遂げ、この日を迎えた修了生に心から敬意を表し拍手を送りたい。そして、先生方、ゼミの方々の励ましと支えが彼女を支え続け、力となったことを知り、感動を覚えた。修了生の講話は、改めて学ぶことの意義を教えてくれた。
「同窓会報告」では、これまでの同窓会を活性化するために準備委員会を発足させたことを報告し、皆様に情報の提供をお願いした。同窓会をより組織化するためには多くの方々のご協力とご理解をいただかなくては達成できない。2月5日に世話役が会し、3月25日の修了記念祝賀会・同窓会の前日まで、同窓会準備委員会について、メールでの様々な意見交換が続いた。
メールでの議論を反映し、集約した「同窓会報告」をしなければならないという思いで原稿を作成し発表させていただいた。困難を背負って船出した「同窓会設立準備委員会」は一年間を掛けてより活性化された同窓会を目指す。大学院を修了し、何時かは大学院を離れることにはなるのだが、修了生にとって、学び舎との関わりを持つことのできる同窓会組織の確立は有難いことである。準備委員会のメンバーとして出来ることをしていきたい。
黙祷に始まった「平成23年度修了記念祝賀会・同窓会」は、これまでに比べると少し静かな祝賀会であった。ピアノ、三味線、シンセサイザーの演奏も楽しませていただき、世話役として思い出深い、そして、意味ある祝賀会に参加させていただいた。
富田正恵 人間科学専攻
1年生ですが、このような団結力にただ驚くばかりでした。企画に参加でき、とてもラッキーだったと思います。自分では何もできず、てきぱきと作業を進められる2年生の皆さんのパワーと団結力にただ驚くばかりでした。当日はアットホームで和やかな会になり、来年は私たちも是非無事修了を迎えたいと強く思いました。世話役という貴重な体験をさせていただき感謝しております。
原洋一 国際情報専攻 2011年(平成22年度)修了
昨年は残念ながら3・11の震災直後と言うことで出来ませんでしたが、今年は無事終了することが出来ました。また、震災のときの出来事など、修了生の貴重な体験を聞くことができ、とても思い出の残る祝賀会となりました。これも私のような名ばかりの世話役ではなく、西山さんはじめ実行的に動かれた世話役の皆さんのお陰だととても感謝しています。さらに社会人大学院の良さをこれからも生かしていければと同窓会の発足にも動いています。震災後想定外ではすまされない事態に見舞われ、われわれひとり一人が大学院という結びつきで、何ができるか考えていくべき時期ではないかと思います。ぜひ、修了生、在校生には、引き続き、わが日本大学大学院総合社会情報研究科を一緒になって盛り立て発展させてもらえればと思います。
藤原誉久 人間科学専攻9期生
祝賀会の準備・運営に携われた皆様お疲れ様でした。私は博士前期課程を修了してから早3年がたちました。修了してもこのような会に携わることで、修了生や在校生の方、先生方と交流ができることは大変貴重な体験だと思っています。平成23年度修了生の皆様修了おめでとうございました、そして今後とも何かしらの形で皆様とつながっていけることを心より願っています。
吉岡映子 文化情報専攻 平成22年度修了
一昨年、今年の修了記念祝賀会・同窓会の受付をさせていただき、大変光栄でした。普通のお仕事ですと受付嬢には、おそらく、年齢、容姿に制限がありますから、やらせていただくのは難しいことですから!!!
私たち平成22年度の修了生は、震災のため祝賀会は延期となり、規模が縮小され、昨年のオープン大学院の懇親会と兼ねて催していただきました。今年は恙無く修了式、祝賀会が開催されたことが何よりもうれしく思います。また、同窓会準備委員会が発足し、皆さんが修了生の連絡が途絶えないようにと、この日に間に合うようにチラシを作り、当日配布していたことが印象深く心に残っています。これからはより多くの修了生が集まり、絆が結ばれる場が多くなることと存じます。
今年の修了記念祝賀会・同窓会を足懸かりに、さらに楽しく、有意義なものとなっていくことを願います。
松岡直美 文化情報専攻主任
2月5日の打合せから3月25日の修了記念祝賀会・同窓会当日まで、世話役の皆さんには大変なご尽力をいただいた。それにも関らず、会の最後、「世話役紹介」では、松岡の不首尾でお名前を呼びあげるだけで終わってしまった。これでは、あまりに申し訳なく、皆さんに文章を寄せていただき、電子マガジンに掲載させていただくこととした。合わせて、壇上に並んでくださったところの写真も掲載させていただく。撮影は小林二三夫先生。
本研究科の常で、打合せ会は第1回のみ。後はすべてML[2011dragon@gssc.nihon-u.ac.jp]によるやり取りであった。会前日のメール・タイトルは[2011dragon:00405]。400通を超えたわけだ。これ以外に役割担当ごとの相談等も枝分かれして、同時進行していたから、メール総数は軽く一千通を越えていただろう。
2月27日には研究科同窓会設立準備委員会も始動し、ますます前途多難に。しかし、投げ上げたボールが落ちるかと思えば、誰かがヒョイと拾いあげ、前に押し出していく。黒澤さん曰く。「なんと建設的な議論と行動がされる集団なのでしょうか。」2011dragonはこれまでの世話役会の中でも最強のチームであると同時に、多彩な人材の集まる総合社会情報研究科gsscの正体そのものであった。
最後になったが、チーム2011dragonを率いてくださった西山友紀子さんに心よりお礼申し上げる。