2011オープン大学院 in 東京に参加して

国際情報専攻 12期生 西山 友紀子

 毎年恒例のオープン大学院は、今年も無事終了しました。これまでも沢山の先輩方がそれぞれの研究発表をして下さいましたが、今年も素晴らしい研究発表が沢山ありました。自身の研究がなかなか思うように進まず毎日頭を悩ませておりますが、やはり特に自分の専攻の先輩の発表はとても参考になります。単に発表の内容だけではなく、公の場でどのように研究発表するのか、どのように話をしたら来場者に理解してもらえるのか、どうやって研究しているのか、といったこともとても参考になりました。
 こういった機会で他の方の研究発表を聞くと、「自分にはできるだろうか」とプレッシャーを感じる一方、「どんどん前へ進みなさい」と背中を押されたような気持にもなりました。このオープン大学院には、次年度の入学希望者の方々もいらっしゃいますから、迷っている方の背中も押しているはずです。この大学院に入学するメリットは、学位取得や学術的な事柄を習得することだけではなく、前向きで向学心旺盛な方々とのリレーションシップ構築にもあると思います。
 今年はオープン大学院の実行委員を託されたので、準備の段階から参加させて頂きました。限られた人数での役割分担、来場者の増加にはどのようにしたら良いのか、発表者は誰にするのか、あるいはどうやって交渉するのか、入学希望者の進学相談の場の設置、そして東日本大震災の影響によって中止になってしまった2010年度修了生の修了祝賀会についてなど、打ち合わせやメール配信で話し合いながら進めました。
 当大学院は通信制ということもあり、なかなか他専攻の先生方や博士前期・後期課程、また修了生の方々とコミュニケーションを取る機会は少なく、実行委員のお陰で貴重な機会を得られたと思います。
 実行委員を担うことで多少の時間は割くことになりますが、参加した方が大学院生活はより一層充実しますので、後に続く院生の皆さまも是非このような機会に積極的に参加し、大学院生活を楽しんでもらいたいと思います。このような機会を与えて下さった大学院や先生方にこの場を借りて感謝申し上げます。



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