心の赴くがまま・・・
人間科学専攻 土屋 守克
心の赴くがまま,と表現するのが適切かわかりませんが,それほど具体的な目標も無いまま入学した私。
修論の奮戦記ということになっていますが,奮戦というよりも・・・むしろ心地よかったというのが率直な気持ち。
すべては自分が無知ゆえの問題ですが,入学時の頭の中と言えば,まるでパズルを無理やりはめ込んで完成させようとしていたかのよう。
それが2年をかけて,頭の中を少しずつ整理してパズルを完成させるような修論執筆の過程は,私にとって何にも代え難い時間でした。
ふとどこかの人の言葉に,"connecting dots"というものがあったのを思い出します。
点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく,そう信じることで己の心の赴くまま生きていくことができるという意味のようです。
信じるだけではなんとも不安はありますが,心の赴くままに選んだ今回の2年間という「点」が,はたして今後どのような「点」と繋がって,どのような「線」を形づくるのかが楽しみです。
意外にどうしようもない「線」だったりして・・・。
眞邉先生,ゼミ生の皆さま方,2年間本当にありがとうございました。
そして,今後ともよろしくお願いします。