杜の姫と小人は再会、そして……

国際情報専攻 2期生・修了 村上 恒夫

 2003年に大学院5周年として、大学院祭を行った。当時の電子マガジンに経過を投稿したので、久しぶりに読み返してみた。実に気恥かしい、文面であった。
 しかし、当時の気持ちが鮮明に甦ってきた。あの時、戸村知子氏と7人の小人、教職員、そして大勢の学友達が大学院祭を成功させた。それから6年が経ち、10周年記念の大学院祭に初日、国際情報系の研究発表の司会者として参加した。

 6年前の小人達にも再会をし、考え深いものがあった。当時は右も左もわからず、ただ勢いで突き進んだような気がする。それに比べると、今回は非常にスマートな運営がされていたようだ。確実に進化している証しなのであろう。
 我々には修了しても、お互いを刺激し切磋琢磨し合える場所がある、このことの喜びを確かに感じることができた。
 鬢に交じる白い物を実感しながらも、無駄な10年を経たわけではない、自分も大学院とともに少しは進化したのではないか?

 学友、教職員の方々に恵まれたことを、大いに実感することのできた有意義な2日間であった。
 今回の大学院祭に際し、ご尽力いただいた、教職員の方々、多くの学友の方々に心より御礼申し上げます。



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