「オープン大学院in東京に参加して」
文化情報専攻 6期生・修了 斉藤 千絵
今年のオープン大学院は東京で開催され、初めて連日参加させていただくことができました。急遽、受付の手伝いをする機会を授かり、来場された方々の対応と聴講の両方を楽しむことができました。
大学院の行事での受付は初めての経験でした。お世話になった教授、修了生の先輩、同期生、現役生の懐かしい顔のお出迎えは嬉しい役割でした。また、開催地が東京ということもあり、一般のお客様の参加が例年より多かったようで、案内の資料を渡したり、我が大学院の宣伝活動にも携わることができ幸甚でした。中には、九州からいらした一般のお客様もいて、驚きました。
聴講したどのプログラムも修了生として誇らしい、興味深いものでした。その中で、最も印象に残ったのは、松岡ゼミの先輩・毛利さん、同期生・高梨さん、現役生・古田さんによるリレー発表「文化の翻訳と伝達」でした。共通の主題をそれぞれの観点から斬ること、それぞれの研究から判りやすく説明する工夫、一人当たりの時間が短いことが、結果的に聴講者を飽きさせない密度の濃い展開になっており、一般のお客様にも公開するオープン大学院の発表に相応しいと思いました。
インターネット上で見ることができる公開サイバーゼミを会場で拝見した時は、田中ゼミの発表を拝聴しながら、昨年公開サイバーゼミに東京の自宅から参加したオープン大学院in金沢を思い出しました。
大学院の行事は、やはり修了してからの方が心から楽しめるものだと実感しています。来年のオープン大学院も、再び東京で開催される予定らしいとのこと。何らかの形で、携わることができたらと願い、大成功になることを期待しています。