35号編集後記

 最近、芸能人のブログを荒らす、いわゆる「ブログ炎上」が新聞を賑わしました(『読売新聞』2009年2月21日付け朝刊)。
 Webを利用して情報を発信するということは、一見、手軽で便利なものだと思いがちです。しかし、情報を発信するとき、私たちは多くのことを考えなければならないのではないでしょうか?ネットを使った情報発信は、想像以上のスピードで、広範囲に影響を及ぼします。情報を発信する者は、1つ1つの「ことば」に最新の注意を払い、その影響を考慮しなければならないのはもちろんです。さらに、発信する情報の事実確認も怠ってはいけないことを、このニュースは改めて私たちに警告してくれたのかもしれません。
 編集後記を編集するにあたって、上述したことを怠ってはいなかったか、今一度考える機会になったように感じます。

 今回を持ちまして電子マガジン編集担当者が変わります。今までご愛読いただいた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、今後の電子マガジンもより良いものになるよう、改めて皆様のご協力をお願いいたします。

 電子ジャーナルは院生・修了生の皆さんの投稿で成り立っています。
 36号から投稿の申し込み・原稿送付期間を設けておりますのでご注意ください。申し込みは5月1日〜10日、原稿は5月1日〜15日です。次号の特集は「修士論文奮戦記」「博士論文奮戦記」の予定です。書き終えた時の率直な感想や、後輩へのアドバイスなどを投稿していただければと思います。そのほか、学会・ゼミ報告、エッセイ・論文、紀行などの投稿もお待ちしております。

 なお、「投稿にあたってのお願い」をご一読の上、ご投稿下さいますようお願い申し上げます。

2009年2月25日



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