近藤ゼミ秋季研修旅行記
−♪近ゼミ良いとこ、いつでもおいで♪−

                       国際情報専攻 6期生・修了 増子 保志 

  

はるばる来たよ仙台へ・・

 まるで我が近藤ゼミの性格を反映していかのようなすがすがしい秋空のもと、偉大なる指導者・近藤大博教授と近ゼミ有志諸氏は仙台駅にと参集したのでありました。
  今回の研修は翌日、行われる「オープン大学院イン仙台」に参加する前にゼミ有志で紅葉の仙台・鳴子路を訪れ、ゼミの懇親をはかりかつ、有益なる研修を行う目的で行われました。研修旅行の幹事役は近ゼミITの総元締めである、5期修了生の聡明なる坊農豊彦氏で、その企画立案から旅館との折衝、車の手配までさらに運転までと八面六臂のご活躍ぶりでありました。今回の研修の参加者は、ゼミのボス近藤大博教授、幹事役の5期修了生・坊農氏、4期修了生の長谷川氏、7期の小沢氏、8期からは蒲生さんが、また6期生は人間科学専攻の磯辺さん、明日に発表を控えた大阪からご参加いただいた柏田さん、近藤ゼミ「3○○トリオ」の吉野氏、西尾氏、そして私であります。
 当初は、松島を観光してから鳴子温泉での研修予定でしたが、連休の初日とあって観光地へ行く道路は大混雑との情報を得、やむなく鳴子温泉郷へ直接行く事となりました。2台のレンタカーに分乗し、いざ!鳴子温泉へ出発です。


鳴子温泉はやっぱりいい温泉だった・・・

 抜群のドライビング・テクニックを誇る坊農氏と、その人柄の良さでは右にでるものはいない敬愛する7期生幹事の小沢健司氏の安全運転のもと2台の車は、紅葉で彩られた鳴子路へと向かいました。途中、岩出山伊達家の学問所であった「有備館」を散策、伊達家の「文」と「武」を両立させた武士教育の一環を垣間見ると共に庭園の雄大さ壮麗さに感動しました。
 陽も徐々に暮れ、山間の夕焼けと紅葉のコントラストに酔いながら車は渋滞にもめげず森の里・鳴子温泉郷へとすべり込んでいきました。
 本日のお宿は中山平温泉「仙庄館」です。至る所で湯煙があがり硫黄の匂いが周囲に漂う良いお宿です。まずは18時からの宴会までの間、旅の汗を流さんと、温泉へ直行しました。温泉は単純硫黄泉であり、腰痛持ちで頭が単純な私には効果がありそうな、いいお湯でありました。露天風呂からは満月がいい角度に見え、そのお湯は、4つの源泉から流れ込んでおり時間とともに透明→白濁→グリーンと色が変化するとの事であります。
 さて、待ちに待った宴会では、山深き鳴子温泉郷にもかかわらず、坊農名幹事のご尽力のおかげでウニ・ボタンエビ・仙台牛と山海の珍味が食膳を飾りました。ビール、焼酎、ワインとお酒も進み、ほろ酔い加減でさらに楽しい二次会へと流れていくのでした。
 さて、2次会での研修(?)は恒例の「自己紹介」から始まり近況報告やひそひそ話し・内緒話のオンパレードとなりました。お酒もほのかにまわり「ほろ酔い」気分で話も弾みます。時には口角泡飛ばし激論となることもありますが、そこは気心の知れた者同士、すぐに雰囲気は和やかなムードへと変わります。ついつい楽しい2次会に時間も忘れてしまいます。


鳴子峡の紅葉に大感激!

 翌日も綺麗な秋空がひろがりました。楽しい気分を体に残しながら、渋滞を避けるため、早々と朝食を済ませ、まだ眠い目を擦りながら旅館を出発しました。途中、紅葉の名所・鳴子峡に立ち寄り自然の美しさを堪能しました。13時開始のオープン大学院に間に合わせんがため、泣く泣く絶景に別れを告げ、車は仙台へ向かいました。とは言うものの時間の許す限り名所を巡らんと近藤教授より“檄”が飛び、「日本こけし館」では地域の伝統・文化に根ざした変化に富むこけしに感動し、「仙台城」ではかの有名な伊達政宗像に敬意を表し、石垣の雄大さから仙台開府にかけた政宗の“夢”に思いを馳せた充実した時間を過しました。


♪近ゼミ良いとこ、いつでもおいで♪

 今回の旅行では、坊農氏、柏田さんは関西方面から西尾氏は名古屋からのご参加でした。また、柏田さん、磯部さんは人間科学専攻の方であります。さらに修了生の方々に多くのご参加を頂きました。「修了してからが入学だ!」という尊敬する1期生の斉藤俊之さんの言葉のように、我が近藤ゼミでは在学生のみならず、専攻や年次を越えた幅広いご参加をいつでもお待ちしております。
 最後に、ご指導頂いた近藤大博教授、お骨折り頂いた名幹事の坊農氏をはじめご参加頂いた皆様に「良き旅の思い出」を頂いたことを感謝しつつ、また、素晴らしい研修旅行ができることを楽しみにしております。

 

総合社会情報研究科ホームページへ 電子マガジンTOPへ