奮いたって地震の話をして自身が震えて自信が篩いから落ちた仙台の発表


                       国際情報専攻 2期生・修了 村上恒夫

  

 オープン大学院IN仙台にて、発表をさせていただきました。他の発表の方々は大変格調のある内容でしたが、私の内容は楽屋落ちのネタや小噺を交えた品格に欠けていた内容となり非常にハズカシイ思いをしました。
 しかし、終わればそれもまた良し! と自分勝手に思い込み日々の雑務に追われる毎日です。

 さて、オープン大学院の第一日目の発表ですが、竹野先生による研究科長挨拶の代読に始まり、2期生の三浦悟さんの司会進行の下に、宮城学院女子大学助教授でもある熊谷優克さんによる特別講演 「今後の金融機関のあり方」で地元仙台の経済事情などを実感しながら発表が始まりました。
 NPO推進青森会議の副理事長の柳澤泉さん(オープン大学院の立役者の一人)「新しい社会システムの提案−地域で暮らす喜びを創る−」の発表で青森の元気を分けてもらいました。わが町にも風車が欲しいと言う人が続発です。 DELPHIストラテジック・アドバイザー 森田喜芳さんによる、「日米子女教育体験談」では、アメリカでの長い生活による体験に基づき、臨場感のあるアメリカ社会を疑似体験できました。
 そして、休憩を取ったあとに、博士後期課程2年生・詩人 柴崎聡さんによる「サンチョ・パンサとは誰なのか−詩人 石原吉郎をめぐって−」。日曜の朝ラジオから流れるような牧師さんの説教のような話し方で、会場の雰囲気を格調高い雰囲気にしてくださいました。さすが!
 その後がまた、緊張感ある発表でした。人間科学専攻6期修了生 柏田三千代さんによる「医療における人間の尊厳−医療看護哲学を目指して−」で生命倫理の厳しさに触れることができました。
 この後の発表で一気に格調低いものにいたしました。小生による、「災害に対する心構えと準備について−使わなきゃ損する設備や情報,宮城県沖地震などの自然災害に備えて−」で大恥をかきました。
 一気に外した雰囲気を、この人が救ってくれることになります。われらがトリを勤めるのは五十嵐先生でした。ありがとうございます。そして、初日の締めは階戸先生でした。先生、多忙の中ありがとうございます。

 今回のオープン大学院IN仙台の大成功、最大の功労者は柏倉淳宏さんと奥様でした。勿論柳澤さんを始めとする準備の方々、2日目のIT研の皆様など多くの方々のご好意やご協力の下にある大成功でした。あまりにも多くの善意をいただきました。
 ここに心よりの感謝を込めて「ありがとうございました」を締めくくりの言葉とさせていただきます。

 



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