インターネットによる資料検索入門 国際情報専攻 5期生・修了 坊農 豊彦 |
論文やリポートを書く上で必要なのが参考図書です。皆さんは参考図書を探すために図書館へ行かれたことがあるハズです。研究内容が専門的になればなるほど大学の図書館や中央図書館などの大きな図書館へ行かなければならず、図書館に着いてから目的の文献を探すのが大変で、かなり時間を要したことはありませんか。
インターネットを利用するのは便利だと知っているが、「どうも使いにくい、抵抗がある」という方でも、インターネットを少しだけでも活用すれば、かなり便利な道具として研究活動に役に立ちます。その 事例として図書館の資料検索方法をご案内いたします。
いま、どこの公共図書館でも、自宅からインターネットで蔵書検索が利用できます。たとえば、東京都立図書館や大阪府立図書館など、みなさんの地元にある大きな図書館のホームページにアクセスします。 アクセスするとトップページに「蔵書検索」というボタンがあるので、クリックすれば目的のキーワードを入力する画面が表示されます。そこで必要な書籍のキーワードを入力して検索すれば、目的の書籍の蔵書 情報が一瞬で確認できます。また目的の書籍の状態(貸出し不・可、書棚番号、予約状態)の詳細情報まで表示されるのでとても便利です。
私は論文やリポートを作成するさい、自宅からインターネットで図書館のホームページにアクセスして、あらかじめ目的の書籍の有無と貸出可能の確認、その書籍がどこの階のどの書棚にあるか事前に調べて現地へ行きますので、インターネットを使わず図書館 を利用していた時に比べると、とても時間が短縮されました。
こんな簡単なインターネット利用方法でも、研究活動にとても役立ちます。インターネットに抵抗があり、どうもなじめない方でも、はじめから気負わず、まず身近な、ほんの少しの作業に利用すれば、とても便利な道具にな るかも知れません。
検索結果例
大阪府立図書館,http://www.library.pref.osaka.jp/,2006.08.09アクセス