「オープン大学院in名古屋」報告

文化情報専攻 6期生 毛利 雅子


 去る11月5日(土)、さわやかな秋の青空の下、名古屋国際センターにて「オープン大学院in名古屋」が開催されました。愛知県教育委員会のご後援を頂き、また教職員をはじめとして修了生・在校生が多く参加、1日だけの開催でしたが非常に充実した時間となりました。当日、私は司会+ポスター発表という役割を頂きましたので、司会者という立場からご報告させて頂きます(詳細については、『オープン大学院in名古屋』URL : http://atlantic.gssc.nihon-u.ac.jp/~opennagoya/をご覧下さい)。
 当日は開会宣言、さらに小嶋勝衛総長からのご挨拶文を代読後、プログラムに入りました。まず初めは一般の方にも広く大学院システムをご理解頂こうという観点から、大学院紹介・体験談から始まりました。通信制大学院について、在校生3名のまるで掛け合い漫才の如くユニークで機知に富んだ説明に続き、本大学院の大きな特徴であるパソコン通信についても、パソコン初心者だった在校生から笑顔のこぼれる発表が行われ、その後、修了生および在校生による3件の研究発表に移りました。
 ここでいったんお昼の休憩となりましたが、その間、担当者は大忙し!何をしていたかというとサイバーゼミ・ポスター発表の準備です。サイバーゼミ担当者はパソコン設定に青くなり、またポスター発表者はポスターやテープを持って走り回っていました。
 そして皆さんが戻ってこられた頃には無事に(?)準備も完了、まずはサイバーゼミ・対面ゼミについて在校生から説明・紹介があり、更には各専攻からゼミ紹介がされました。同じ大学院に在籍していても、他の専攻がどういう研究をしているのか実はよくわからないという方もいらっしゃったのではないかと思いますが、この専攻・ゼミ紹介で改めてご理解頂けたのではないかと思います。
 そしてポスター発表。こちらは人間科学専攻・眞邉教授をはじめとして10人の発表があり、それぞれのポスター前で論議が活発に行われていました。
 更に後半の研究発表3件が続き、最後は眞邉教授から『インターネットの心理学:E-learningを支えるコミュニケーション』と題してご講演を頂きました。学生が大学院HPをチェックしているのは、実はお昼間が一番多く(職場で何をしているのか?―爆笑)から、年長者に絵文字は禁物!といったメールを送る時のエチケットまで幅広いお話で、参加者の皆さんは大笑いしたり深く頷いたりと、大変有意義な時間となりました。
 その後、名古屋の夜景を眺めながらの懇親会に移りました。今度はリラックスした形で改めて参加者の皆さんとの交流を深める機会となり、和気藹々とした雰囲気の中で散会に至りました。
 当日は至らない司会でいろいろとお手数をおかけしたかと思いますが、どうかお許し頂きたく存じますと同時に、参加・協力いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。
 また今回の開催に当たっては、3月に愛知県在住の実行委員4名が集まり、準備を始めました。当日の開催に至るまでは紆余曲折、プログラム変更などいろいろな壁がありましたが、皆様のご協力を得て無事盛会に終わることが出来ましたこと、この場を借りて改めて心よりお礼申し上げます。