「論説と事実整理とは分けるべき」

 

                                         国際情報専攻 東野 虹介

   


 折しも雑誌愛読月間のこの時期、「月刊総合雑誌は無用」の立場からの感想を述べるとは皮肉であります。月刊誌も総合誌も有って良いというのが実際の自論でしたので、必ずしも「月刊」「総合」でなくても良いではないかという消極的な主張の仕方になってしまいました。

 月刊総合雑誌の元編集長の科目では言いにくいことでもあります。ただ、やはりフィクションとノンフィクション、論説と事実整理とは分けるべきだと思います。あと有用論の方々の「実際に存在しているからこそ、有用・無用が討論できる」という指摘は、含蓄に富んでいると思いました。
                                                     以上