スピードが遅い。週刊誌でも遅いのに、月刊だと週刊誌の4倍遅れる。すでに状況
が変わってしまった出来事が掲載されていても役にたたない。速報性ということもメ
ディアの大切な要素である。速さを追求せず、考察を深めた上でじっくりと記事にする
ということであれば、新書等を出版すればよい。
内容が浅い。同じ雑誌でも専門誌と比べ、広く出来事を捉えている分、奥行きに欠け
てしまう。数ページの中身では、著者も言いたいことをなかなか絞れず、詳細は別稿に
譲らざるを得ない。書くほうも、読むほうもフラストレーションがたまってしまう。
価格が高い。雑誌であれは5百円程度で手に入れたい。芥川賞掲載時の文芸春秋
のみはかなりお買い得だが、一冊7〜8百円かかると手軽に購入するわけにはいかず、
書店で買うとき思い切りが必要になる。 以上
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