月刊総合雑誌を有用の立場から述べる。論じる視点は三点ある。
第一に「月刊」という期間である。メディアは知りたいを満たす機能と考えたいを満たす機能を備えている。背景をしり、原因を探り、今後の予想をするための議論を提供するためには一定の時間を必要とする。月刊という適度な時間が重要である。
第二に「総合」という広範囲性である。生活全般を対象にしたメディアは多くある。とりわけて、変化の激しい社会に対して読者は月刊総合雑誌に期待している。
第三に「雑誌」の特集記事である。読者が最も知りたいであろうテーマを特集として多面的に扱う。表面を見るだけでは理解できない事柄の深さと広さを十分に編集された特集が提供してくれる。他のメディアでは実現しがたい雑誌の特徴である。
これらの三点から、月刊総合雑誌は有用である
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