国際情報専攻  久保田 豊
 

    「本当に必要な情報を!必要な部分を読めばよい。」

       

   


 昔、某チェーンストアで携帯電話のバイヤーをやっていた頃、多いときで1日30通を超え
る電子メールを受け取っていた時期がありました。

 (誰でも経験があるとは思いますが)忙しくて手が回らないときは、電子メールのタイトルだけを見て"重要度が高く処理が急がれる情報であるか?"または、"重要度が低く放置しておいても上司に怒られない情報であるか?"を判断していました。

 "情断(=情報が断たれる=ジョウダン=冗談)"も非常に辛いものがあるのですが、情報の多さも困ったもので、人間の能力として情報分別能力が益々必要とされる世の中になってきたのではないかと感じます。

 「総合雑誌は必要なのか?」という疑問を投げかけられた時、私の答えは「必要な部分だけを読めばよい」となります。私自身の中で重要度が高い(おもしろそう)と思う部分には目を通しますし、重要度が低い(おもしろくなさそう)と思う部分は全く読みません。

 もちろん重要か重要でないかの判断は電子メールと同じように目次のタイトルを見て判断します。