国際情報専攻 石塚篤史
「無用といいそうですが・・・」
そもそも、私自身どうも議題に出た文藝春秋や中央公論などの月刊誌はアレルギー体質があるようなのです。私は現在勤務している業種が金融関係で、銀行直系の子会社になります。 社内は多くの行員で溢れ、中でも50歳以上の方(銀行は昔から各店舗で購読が多い)はこの月刊誌の愛読者が多く見られます。そんな中でこの雑誌の有用性はさることながら是非読みなさいと言われ、手に取った記憶がありますが、どうも自発的購読では無い為に嵩のある当書籍は、自宅にて高く積もる結果となりました。 ここまで述べた話だと無用論に聞こえますが、当雑誌の有用性は重要です。あのボリュームのあるマチの厚さは相当の読み応えを提供してくれますし、今時の若い人に支持されなくとも往年の層が支持基盤になり、頑なにそのポジションを守り続ける姿は好きです。活字を読まない人が増えている中で、且つ、ネットで簡便に瞬時に情報を取得出来る時代でも、その歴史と姿勢が雑誌と言う表現では捉えられない芸術性を持った(完全な私見です)雑誌を作り上げている様に思います。 最後に付け加えるなら、部屋の片隅に積まれた雑誌は今から読むように頑張ります。
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