国際情報専攻  加藤 坦弘
 

     月刊総合雑誌の価値とは

       

   

 


司会役としての感想を述べます。

私は端から意見を述べてもらいました。後で聞いてみると「有用」と考えている人が「無用論」の立場で堂々と説得力のある論理を展開していたことに感心しました。また定期購読の有無を聞いてみましたが、定期購読している人は誰もいませんでした。実際に有用と考えている人でも定期購読はしていないようです。ここに「月刊総合雑誌」の問題点があるのではないでしょうか。「月刊総合雑誌」を必要とするか否かは「読者のもつ価値観で決まる」と述べた方がおられました。この場合は「読者」をどういう範囲に捉えるか、また読者のもつ「価値」とは何かを見極める必要があると思います。

今の「月刊総合雑誌」は特徴が出すぎているように思います。それよりも一つの雑誌で賛成・反対・中立の三つの意見がわかるほうが便利です。あまり学術的でなく、読みやすいことが「月刊総合雑誌」には、何よりも必要であると思います。