国際情報専攻  松井 順二

    「月刊総合雑誌は無用だ」

     

 情報化社会が進化する現代において、インターネットの普及など、新しく正確な情報を得る手段は多く存在する。これからの時代、月刊総合雑誌の必要性を考えてみると社会に与える影響は以前よりも弱く、人々にとって必ずしも必要なものではないと考えられる。

 現在の月刊総合雑誌を見ると、発行部数の減少から利益追求を重視するあまり、真実を伝えるという本来の役割を果たしていない。そして、話題性を重視し、本来もっと考えなければならない事を取り上げない傾向がある。その結果、時には間違った情報を世の中に発信し、混乱を招くこともある。

 また、ペーパーレス化が騒がれる現代において、環境面から考えて
も、紙ベースである月刊総合雑誌は廃止すべきである。

 このような観点から月刊総合雑誌が果たす役目は終わり、今後は
新たな情報発信のやり方を考えていくべきである。