国際情報専攻  小林 恵子

   「 まるで日本のお父さんのよう」

     

 正直申し上げて、この通信制大学院に入り近藤先生の課題をこなすまで、月刊総合雑誌を読んだことがありませんでした。書店で平積みになっているのを見たことはありましたが。でも直木賞や芥川賞の受賞作品が載っているものは買ったことがあります。 

 課題のために読んでみると、おもしろい・・・新聞では物足りなかった、あるいはよく分からなかった事件や論旨がよくわかります。高名な学者やジャーナリストの主張を、手軽に知ることが出来ます。しかも、ハードカバーに比べると安いのもありがたい。  

 月刊総合雑誌は幕の内弁当のようだと書かれていましたが、私はむしろ、日本のGNPを支える日本のお父さんそのものという感じがします。会社でもある程度責任があり、家庭にあっても少しは家長らしくしなければいけないし、自分らしくあるために趣味も少し、またヒ・ミ・ツめいたこともあったり・・・などと、何とかバランスを保っているけなげなお父さんのようです。