国際情報専攻  稲田 照幸

  「意見を言えない司会役の辛さ」

     

 スクーリングも3日目、ハッピー・アワーも経験し硬さの取れた各位との自由討論、「月刊総合雑誌は有用か無用か」、久しぶりに面白い題材にぶつかった。だが与えられた役回りは司会。少々残念だったが、役に徹することにした。
有用論派、無用論派共に最初は緊張の面持ち、しかし全員が一通り意見を開陳した後は何かしら熱気が感じられた。皆、意見を更に述べたい人達ばかり、さすが日大大学院生。
 
 ディベートが進んで行くうち無用論派のインパクトが少々弱いように感じられてきた、それもそのはず、どうも無用論派も殆どの人が、本当は有用論派なんだ。 ロールプレイの悲しさ、役に徹しての役回りの難しさ、ひしひしと伝わってきた。 有用論派は、まさに良い役回り、次々と「成る程」と、司会役も忘れるような意見。 負けじと無用論派。 いいコミュニケーションの場であった。 今度は立場を変えての電子マガジン。お一人おひとりの立場を変えてのご意見、お顔を思い浮かべ拝読致したい。これは司会役の特権かな。有難うございました。