国際情報専攻 堀 淳士
「月刊総合雑誌は日本文化である」
月刊総合雑誌は、近代日本の黎明とともに誕生した日本文化の宝である。勿論、時代ともに変遷し、今では一部色褪せている感がなきにしもあらずであるが、いぶし銀のように光を放っているのを見逃すことはできない。 その背景は、我が国の思想をリードしてきた指導層(インテリゲンチャ)の公開された発表、そして議論の場を提供してきたことにほかならない。 この伝統は、最近特にテレビ等によって脅かされているが、だからこそ有用性は高まっているといいたい。テレビ等によって、失われていく日本文化の「こころ」の対極のひとつに月刊総合雑誌があるからである。 同学のみなさん、じっくり月刊総合雑誌を読んで日本文化のルネッサンスに寄与しようではありませんか。
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