学ぶ歓び、感謝の気持ち!                                                     

                          

                                  人間科学専攻3期生  川満 昇

                   入学して早2年の月日が過ぎようとしています。月日の経つのはほんとに早いものだとあらためて感じます。

 この2年間を振り返ってみると、いろいろと温かく励ましてくださった先生方をはじめ、事務局の皆様には大変お世話になりました。心から感謝しています。本当に有難うございました。

 今、振り返ってみた時、あの厳粛な中、盛大に武道館で入学式を行われたことが印象に残っています。係の方から入学者には特別なリボンをもらうのですが、私は父兄だと思われて違うリボンを手渡され、「あの〜、私、入学生ですけれど・・・」と照れながら言った言葉が思い出されます。隣で、妻と子供達が笑いながら、「頑張ってよ、期待しているからね!」と言って一緒に会場の中へ行き、席についたこと忘れません。そして、場所をかえ先生方の紹介のあと、ゼミ担当の先生と同じ院生仲間との初対面、緊張の中にも期待と新たな希望・自覚が湧いてきました。あの日から月日はあっという間に流れた気がするということは、何よりも健康で過ごせたという証だと思い、有難いと思っています。

 修士論文を書くにあたって、皆さんも同じ思い、同じ気持ちだったと思いますが、やはり何と言っても「時間」との戦い、「自分」との戦いでした。「時間が止まって欲しい」と何度思ったことか知りません。でも、そんな時、家族の励ましや支えがあったおかげで、自分にパワーとエネルギーが蘇ったそんな感じでした。また、カナダに一人で留学している娘から、「パパも頑張っているから、私もいろいろあっても頑張るね」という言葉にいつも支えられながら、論文に取り組んできました。

 もちろん、ゼミ担当の先生の指導や励ましをはじめ、先生方の温かいメールや励ましの言葉、そして、同じゼミ仲間の意気込みには大いに刺激になり、この修士論文は決して一人でできるものではないと感じています。人生そのものだとさえ思ったりします。「人生にとって最も辛いことは?」と問われ時、私は「ソリチュード、孤独」と応えます。人間にとって孤独ほど辛いものはないと思うのです。

 論文を書くこと事態はもちろん一人で没頭して取り組むわけですが、その背景にはいろんな方たちの精神的な支えがあり、はじめて活力になって「よし、頑張るぞ」という意欲がでるのだと考えています。そこに、もう一人の自分が存在し、「ほら、頑張らないと、励まし応援している皆さんに申し訳ないでしょ!」という言葉が心の中から聴こえることで奮起できるのではないでしょうか。少なくとも私の場合は、そのようなかたちで、自分を見つめなおしながら、挫けそうになった時など、机が置かれている部屋の窓から、満天と降り注ぐ夜空の星を眺めたり、夜明けの太陽が昇ってくる神秘的な世界に浸ったりすることで、心のオアシスを感じたりしながら、論文執筆に取り組んだものでした。

 しかし、論文を書くことの難しさを感じつつ、ゼミ担当の先生から指導を受けながら、何とか提出することができました。決して完成度の高いものではないのですが、提出できた喜び、そして、何よりも修士論文を書くことから、「学ぶ歓び」という大きな宝物を得ました。このことは、今後の自分自身のさらなる新しい発見を求めて取り組む姿勢に繋がるものであり、こういう機会を与えてくれた通信制という大学院システムにも感謝の気持ちで一杯です。

 何とか2年間ここまでたどりつけたのも、本当にお世話になりました先生方、事務局の皆様、そして、共に励まし合い、助け合ったゼミの皆さんのおかげです。ここに、深く感謝申しあげます。また、協力してくれた家族にも「本当に有難う!」と言いたいです