国際情報専攻 横田 実

「新聞は生活の一部である」

 昨今、インターネット等、新聞に替わる他の媒体が発達してきている。これらは新聞でなくとも情報の伝達という点からは充分に代替可能で、且つ新聞以上の役割を果たすことができる。
 新聞はほとんどの家庭で取っており、生活の一部である。毎朝新聞に目を通してから出勤する。記事を見ながら夫婦で会話がすすむ。これら生活の中で繰り返し行われていることは生活のリズムであり、文化でもあり、容易に切り離せない。
 一方、新聞でなくてはならない機能もある。一頁に様々な話題が載っている。一般に一頁毎こまかく読む人は殆どいなく、一瞬に自分の深く読みたいタイトルのみを選択し読んでいる。これは、他の媒体に比べ新聞は一覧性が高いといえ、大きなメリットである。
これもインターネットのレイアウトで如何様にもなるのではないか。それでは、新聞の有用性というと、わざわざパソコンを開かなくてもいつでもどこでも読める生活の中の手軽さではないだろうか。