「花の一期生による修了記念の植樹式」





平成12年度修了生・人間科学
石井征雄

3月25日総合社会情報研究科学位記を受けた後の感激のパーティー、そして、教職員皆様のお心遣いをいただいて、修了生の中から返礼に何か記念品を贈ろうとの声がかかったのでした。通信制大学院第一期修了生による提案、それは日本大学の校章の桜を、お世話になった所沢の総合社会情報センターに植樹しようというものだった。ディスカッションルームに同窓会代表の岡野氏から呼びかけがなされ、幾たびもの検討がなされたのでした。この間、近藤大博教授や事務課の皆様の並々なるぬご努力でによって、桜(染井吉野)が選定され、植樹に相応しい時期11月10日が決められ、記念プレート()が用意されました。

そして、いよいよ当日を迎えたのでした。生憎の雨模様ではありましたが、植木屋さん数名によってかいがいしく植樹の準備は整えられ、同窓生の木佐貫 (文化情報)氏の司会で式典はスタートしました。

近藤国際情報専攻主任教授の開会の挨拶、そして金澤センター事務局長からはじまって各専攻科主任教授、同窓生代表2名の順で鍬入れをしました。ついで、植えられたばかりの桜をバックに全員でお神酒で乾杯。会議室に場所を移してお祝いの会食となりました。この懇親の中で、通信制大学院の生みの親とされる加藤(前・通信教育部長)氏のご苦労談あり、アメリカの同時多発テロ事件の話題あり、そもそも桜の植樹のアイディアは私が出しましたという同窓生ありで、出席同窓生13名の近況などを聞いたりするには時間が足りないほどでした。

さて、主役のさくら君樹齢何年?、幹の太さは直径10センチ程で、人間にするなら成人くらいに相当するのだそうです。植樹される桜にとっては好都合だったようで、式の後には総合学術情報センターのエントランス右の最も恵まれた場に、桜は凛として誇らしく立っていました。あと5ヶ月もすれば、花をつけて第4期生を歓迎してくれることでしょう。乞う:ご期待!

なお、当日ご列席くださいました教職員の方々には厚くお礼申し上げます。また植樹に出席はできなかったものの心を寄せてくださった教職員、同窓生みなさまに幹事の一人として感謝しつつご報告とします。