国際情報専攻 斉藤奈津子

米国にとって望ましき中国

旧東ドイツ・ソビエト及び社会主義の崩壊により核の冷戦は終焉し、共産圏国家も経済自由原則市場に参入した。アメリカは、パワーポリテクスとして常に世界の国々の経済および政治動向に注意を向け監視を行っている。このような状況下で両国は本当に融合できるのであろうか。

経済が時空を超越し取引されまた、経済と政治が融合する国際社会において、中国はもっと世界のルールを学ぶべきである。それは中国の論理で人権問題や台湾問題に執着するのではなく、グローバルな視点で世界情勢を把握すべきである。自国の主張のみならず資本主義的なルールを学ぶことでありまた、これが今後より一層必要不可欠な問題になりえるだろう。

ゆえに、中国は自由貿易国となりうるべく、資本主義社会の実情と経済状況を会得し、開かれた国になるべきである。