国際情報専攻 新谷 眞瑜

日本・日本人のここが変わった

「日本・日本人のここが変わった」

「倫理」とは、「行動の規範としての道徳感や善悪の規準」と言う意味である。日本では全くと言っていい程、耳にしなくなり、社会全体はそれを無視し、その場、その時だけ旨く凌げばよい。後は結果を見て、辻褄を合わせればよいという考え方が横行している。「倫理」と言う行動は、産声を上げた時から、少しずつ植え付けられて行き、死ぬ時迄全うすべきものであると考える。一方、官庁、企業等が毎日の様に新聞紙上に話題となり、当り前の様になって来ている。又、日本人の心も、人間としての行き方の精神を失い、平気で、人や動物を殺し、平然としている。終戦後、余りにも利益追求に追い捲られ、人間本来の精神を失ったのではないか。他の学生よりも偏差値の高い学校に入る事が親孝行であり、スポーツであれば、立派な記録を残して有名人になる事が美徳であると思われている。「倫理」の行動は一朝一夕に出来るものではない。毎日の積み重ねである。