国際情報専攻 三浦 悟

日本・日本人のここが変わった

「国際化やITが日本を変えた」

経済の高度成長からこの十年間の失われた90年代を経て我々の生活や環境は大きく変化し、成長もしてきた。

昨年、銀婚式だった私にとっては自分自身の生活そのもの―サラリーマンとして、家庭人として―が時代の変化にそって、あるいはその時流に押し付けられて25年前とは大きく変わってきたように思える。

さて、75年当時を振り返ると、大学生は就職先を自由に選ぶことができ、大手の企業を選んで卒業していく時代だった。誰もが自分の将来を約束されていたような気分になっていた。銀行が倒産するとか、大企業のトップが外国人になるとか想像することなどできなかった。

国際化の進展やITの発達が世の中を大きく変えた。企業そのものが変化を求められ、それに応えられる人材の育成が望まれている。日本も日本人もこうした時流に適応し、大きく変化しつつあると考える。